(2025/10/16 更新)
アイザイア・トーマスは1961年4月30日イリノイ州シカゴ生まれのポイントガード。
インディアナ大学で名将ボビー・ナイトHCの下で活躍し、1981年にNCAAチャンピオンに輝く。1981年ドラフトで2位指名でデトロイト・ピストンズに入団し、以降13年間に渡ってピストンズ一筋でプレーし、1989年と1990年にはチームを連覇に導いた。キャリア通算1,061試合に出場し、平均19.2得点・9.3アシストを記録。オールスターに12回選出され、1990年にはファイナルMVPも獲得した。1994年に引退し、その後はコーチやエグゼクティブ、コメンテーターとして活動している。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Isiah Thomas (アイザイア・トーマス) |
| 生年月日 | 1961年4月30日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ |
| 身長 / 体重 | 185cm / 82kg |
| 出身校 | インディアナ大学 |
| ポジション | PG |
| ドラフト | 1981年ドラフト2位 |
| 引退 | 1994年 |
| 所属チーム | 1981 – 1994:DET(ピストンズ) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(1989, 1990) ファイナルMVP(1990) アシスト王(1985) オールNBA 1st チーム(1984–1986) オールNBA 2nd チーム(1983, 1987) オールルーキー 1st チーム(1982) オールスター出場(1982–1993) オールスターMVP(1984, 1986) 永久欠番(DET) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
フィジカルな守備でジョーダンに立ちはだかった「バッドボーイズ」のリーダー
1980〜90年代におけるNBAを代表するポイントガードであり、身長185cmと小柄ながら卓越したボールハンドリングと俊敏性でゲームをコントロールする。プレーメイクとスコアリングのバランスに優れ、状況に応じてアシストと得点の両方でチームを牽引し、トランジションではスピードを活かして速攻を演出。ハーフコートではピック&ロールや1on1からのミドルレンジショット、フローターなど多彩なオフェンス手段を用いてスコアリングすることができる。また、NBA史に残るクラッチタイムの強さを持っており、1988年ファイナル第6戦では足首を負傷しながらも第3Qだけで25得点を記録するなど、勝負どころでの爆発力を兼ね備えている。
ディフェンス面においても、小柄ながら高いインテンシティと読みの鋭さで相手のリズムを崩し、堅守を持ち味とした80年代後半のピストンズを牽引した。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 3
- ゲームコントロール能力
- 卓越したコートビジョンとアシスト能力を持ち、周囲を活かしながら自らも得点することができる。
- 勝負強さ
- プレーオフなどの重要な場面での集中力と爆発力は歴代屈指で、1988年ファイナル第6戦は歴史に残る。
- リーダーシップ
- 「バッドボーイズ」の中心選手として、フィジカルでタフなメンタリティをチームにもたらした。
- シュート効率
- キャリア通算でのFG成功率は及第点だが、アウトサイドシュートの安定感に課題がある。
- ターンオーバーの多さ
- ボール保持率が高く、リスクを伴うパス目立ったことで、キャリアを通してターンオーバーが多い。
- サイズ
- 185cmという身長ゆえに、スイッチディフェンスやポストアップでのミスマッチを生みやすかった。
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Stats(スタッツ)
| PER | 18.1 |
| BPM | 2.6 |
| OBPM | 2.4 |
| DBPM | 0.2 |
| USG% | 25.3% |
| TS% | 51.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




