(2025/8/27 更新)
ジャバリ・パーカーは1995年3月15日、イリノイ州シカゴ生まれのウイング。
デリック・ローズも所属した地元の名門シメオン高校で全米屈指の高校生選手として注目を集め、マクドナルド・オールアメリカンなど数多くのアワードを獲得。デューク大学に進学し、1年目から平均19.1得点・8.7リバウンドを記録してACC最優秀新人賞を受賞した。2014年ドラフトでミルウォーキー・バックスから2位指名を受け、爆発的なスコアリングが期待されていたものの、ルーキーイヤーから左膝の前十字靭帯断裂の大怪我に見舞われた。その後も怪我に苦しみながらブルズ、ウィザーズ、ホークス、セルティックスなどを渡り歩き、怪我と復帰を繰り返している。2023年以降は欧州リーグを主戦場としている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Jabari Parker (ジャバリ・パーカー) |
生年月日 | 1995年3月15日 |
出身地 | アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ |
身長 / 体重 | 203cm / 111kg |
出身校 | デューク大学 |
ポジション | PF / SF |
ドラフト | 2014年ドラフト2位 |
引退 | – |
所属チーム | 2014 – 2018:MIL(バックス) 2018 – 2019:CHI(ブルズ) 2019 :WAS(ウィザーズ) 2019 – 2020:ATL(ホークス) 2020 – 2021:SAC(キングス) 2021 – 2022:BOS(セルティクス) |
主な受賞歴 | – |
Play Style(プレースタイル)
クイックネスとパワーを兼ね備えたスラッシャーから技巧派に転向したPF
203cm / 111kgという屈強な体を持つ、身体能力とスキルを兼ね備えたスコアリング型のウィング。
大学時代からオフェンス能力は世代屈指の実力を持っており、特にミドルレンジとポストアップを基軸に多彩なフェイクと巧みなフットワークで得点を重ねる。怪我が多く、満足な結果を残すことはできなかったが、NBAでもオフェンス面では平均20得点超えることができるポテンシャルを持っていた。若手時代はクイックネスとパワーを兼ね備えたタイプだったが、膝の怪我によって爆発的なファーストステップやリムアタックなどのスラッシャーとしての強みが削がれ、キャリア中盤以降はポストやミドルでのキャッチアップからのオフェンスが中心となっている。
ディフェンスはキャリアを通して安定せず、1on1でのディフェンスやローテーションの遅さが課題とされている。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 2
- スコアリングの多彩さ
- ミドルレンジ・ポストアップ・ドライブなど、高レベルで多彩なオフェンススキルを持っている。
- フィジカルの強さ
- 大柄で屈強な肉体を持っていることからコンタクトに強く、ポストでミスマッチを生むことができる。
- ハンドリングとフットワーク
- フォワードながらボールハンドリングが柔らかく、ステップバックやスピンムーブなども駆使する。
- ディフェンス力
- ローテーション判断が弱く、フットワークの甘さも相まってチームディフェンスで狙われやすい。
- アウトサイドシュートの安定感
- 3P成功率が約32%とアウトサイドシュートが安定せず、スペーシングへの貢献は限定的。
- 怪我への耐性
- キャリアを通して度重なる怪我によってコンディションの波があり、安定的な働きが期待しにくい。
スマホでの動画閲覧はコチラから
Stats(スタッツ)
PER | 16.3 |
BPM | -0.8 |
OBPM | 0.3 |
DBPM | -1.1 |
USG% | 23.3% |
TS% | 55.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
