(2025/10/16 更新)
ジャバリ・スミスJr.は2003年5月13日生まれ、ジョージア州フェイエットビル出身のパワーフォワード。
父は元NBA選手のジャバリ・スミスSr.で、バスケットボール一家に育つ。高校時代からマクドナルド・オール・アメリカンに選出されるなど早くから全米屈指のフォワードとして注目を集め、名門オーバーン大学に進学した。大学では1年目から平均16.9得点・7.4リバウンド・1.1スティールを記録し、SEC年間最優秀選手にも選ばれたことでNBAドラフト1位指名の可能性も示唆されていた。2022年ドラフトにエントリーし、ヒューストン・ロケッツから3位指名を受けて入団。チームの若手コアの1人として1年目から先発出場し、安定感のあるインサイド選手として評価されている。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Jabari Smith Jr. (ジャバリ・スミスJr.) |
| 生年月日 | 2003年5月13日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ジョージア州フェイエットビル |
| 身長 / 体重 | 211cm / 100kg |
| 出身校 | オーバーン大学 |
| ポジション | PF |
| ドラフト | 2022年ドラフト3位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2022 – :HOU(ロケッツ) |
| 主な受賞歴 | オールルーキー 2nd チーム(2023) |
Play Style(プレースタイル)
安定したシュート力と守備でチームを底上げするストレッチフォワード
211cm・100kgのサイズを持ちながら、柔らかいシュートタッチを兼ね備えたストレッチフォワード。
アウトサイドからの3Pシュートを高確率で沈めることができ、特にキャッチ&シュートは安定していることでスペーシング面での利点も大きい。2023-24シーズンには3P成功率が35.7%・FTも79.8%を記録しており、ビッグマンとして高いシュート力を持っている。また、ポストアップよりもフェイスアップやジャンパーを好み、ピック&ポップやトレイルスリーでスペーシングを提供しつつ、ミドルレンジでのショットクリエイトも評価されている。一方でドライブからのフィニッシュは発展途上で、コンタクト耐性やファウル獲得能力が課題とされている。
ディフェンス面ではサイズと機動力を活かし、複数ポジションを守れるスイッチディフェンダーとして起用されることが多く、1on1よりもヘルプディフェンスやローテーションでの貢献が目立つ。リムプロテクターとしては限定的だが、リバウンドは安定しており、堅実な守備を行うタイプだといえる。
- オフェンス
- 2
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 3
- アウトサイドシュート
- ビッグマンでありながら3P成功率とFT成功率が高かく、スペーシング面でも貢献できる。
- ディフェンス能力
- 211cmながらフットワークが軽く、ピック&ロールへの対応力が高いことで、1〜5番までスイッチ可能。
- メンタルの安定感
- 派手さはないが、状況判断に優れ、感情の起伏が少なく安定したプレーを続ける。
- ボールハンドリング
- 自らオフェンスクリエイトする能力は限定的で、特にハーフコートでのボールロストが目立つ。
- フィニッシュ力
- フィジカルコンタクトに課題があり、ペイント内での得点効率に欠ける。
- リムプロテクション能力
- 身体能力は高いがショットブロッカーとしてのインパクトは薄く、リムプロテクトでの貢献は限定的。
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Stats(スタッツ)
| PER | 12.5 |
| BPM | -0.7 |
| OBPM | -1.3 |
| DBPM | -0.4 |
| USG% | 17.6% |
| TS% | 54.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




