(2025/6/14 更新)
ジャマール・クロフォードは1980年3月20日生まれ、ワシントン州シアトル出身のシューティングガード。ミシガン大学で1年プレーした後、2000年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズに8位指名され、直後にシカゴ・ブルズへトレードされた。以降はニューヨーク・ニックス、ゴールデンステート・ウォリアーズ、アトランタ・ホークス、ポートランド・トレイルブレイザーズ、ロサンゼルス・クリッパーズなどを渡り歩陸、一貫してセカンドユニットの得点源として活躍し、3度のシックスマン賞を受賞した。稀有なスコアリング嗅覚を持っており、通算1,327試合に出場し、19,419得点を記録した。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Jamal Crawford (ジャマール・クロフォード) |
| 生年月日 | 1980年3月20日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル |
| 身長 / 体重 | 197cm / 91kg |
| 出身校 | ミシガン大学 |
| ポジション | SG / PG |
| ドラフト | 2000年ドラフト8位 |
| 引退 | 2021年 |
| 所属チーム | 2000 – 2004:CHI(ブルズ) 2004 – 2008:NYK(ニックス) 2008 – 2009:GSW(ウォリアーズ) 2009 – 2011:ATL(ホークス) 2011 – 2012:POR(ブレイザーズ) 2012 – 2017:LAC(クリッパーズ) 2017 – 2018:MIN(ウルブズ) 2018 – 2019:PHX(サンズ) 2020 :BKN(ネッツ) |
| 主な受賞歴 | 6thマン(2010, 2014, 2016) |
Play Style(プレースタイル)
3度の6thマン賞を受賞した、爆発力のあるオフェンス特化型ガード
卓越したボールハンドリングを武器にスコアリングを重ねる典型的なオフェンス特化型ガード。
特にストリートバスケの要素を加えた華麗なクロスオーバーやステップバック、独特なリズムのジャンプショットで相手を翻弄し、主にアイソレーションや1on1で得点を積み重ねた。何度も50点試合を行い、「4点プレー(3Pシュート+FT)の回数がNBA歴代最多で、控えでの起用がメインながら圧倒的な爆発力を兼ね備えていた。
また、ピック&ロール時のハンドラーとしても優れており、冷静に対応しながら、自分のショットや味方へのパスに繋げるPGとしての判断力も高かった。
一方でディフェンス時の集中力やフィジカルは平均以下であり、キャリアを通してオフェンス特化型のシックスマンという立ち位置であった。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 1
- エリートレベルの1on1スキル
- 代名詞であるクロスオーバーやヘジテーションといった多彩なオフェンスムーブを駆使する。
- 即効性と爆発力
- 短時間で得点を量産する能力に長け、セカンドユニットの中心選手として試合の流れを変える。
- クラッチシューティングと4点プレー
- クラッチシーンでも臆することなくシュートを打て、ファウルを引き出す術にも長けている。
- ディフェンスの脆さ
- ポジショニングや守備意識の理解度が低く、1on1とチームディフェンスの両方で課題があった。
- ショットセレクション
- 難易度の高いシュートを好む傾向があり、試合によって効率面では波がある。
- ボール保持時間の長さ
- スコアリングに重点を置くプレースタイルであるため、チームオフェンスを停滞させる要因となった。
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Stats(スタッツ)
| PER | 15.1 |
| BPM | -0.2 |
| OBPM | 1.3 |
| DBPM | -1.5 |
| USG% | 24.1% |
| TS% | 52.9% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



