(2025/9/9 更新)
ジェリー・スタックハウスは1974年11月5日、ノースカロライナ州キンストン生まれのスウィングマン。
全米屈指のスコアラーとして高校から注目を集め、名門ノースカロライナ大学に進学。1995年ドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体3位指名を受け、ルーキーイヤーから20.7得点を記録し、1996年にはアレン・アイバーソンと共演するも、スタイルの違いから短期間でトレードに出された。以降はデトロイト・ピストンズでスコアラーとして覚醒し、2000-01シーズンにはキャリアハイの29.8得点をマーク。ウィザーズやマーベリックスでもスコアリングの中心的選手として活躍し、キャリア通算970試合に出場、16,409得点を記録した。引退後はヴァンダービルト大学のHCなどを歴任している。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Jerry Stackhouse (ジェリー・スタックハウス) |
| 生年月日 | 1974年11月5日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ノースカロライナ州キンストン |
| 身長 / 体重 | 198cm / 99kg |
| 出身校 | ノースカロライナ大学 |
| ポジション | SG / SF |
| ドラフト | 1995年ドラフト3位 |
| 引退 | 2013年 |
| 所属チーム | 1995 – 1997:PHI(シクサーズ) 1997 – 2002:DET(ピストンズ) 2002 – 2004:WAS(ウィザーズ) 2004 – 2009:DAL(マーベリックス) 2010 :MIL(バックス) 2010 :MIA(ヒート) 2011 – 2012:ATL(ホークス) 2012 – 2013:BKN(ネッツ) |
| 主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(1996) オールスター出場(2000, 2001) |
Play Style(プレースタイル)
屈強なボディバランスとスコアリング本能を持ったウィングプレイヤー
90年代後半から2000年代初頭のピストンズ時代はリーグ有数の1on1スコアラーとして活躍し、ドライブからのミドルレンジジャンパー、フィニッシュの多彩さでチームを牽引した。ドローファウル能力も高く、安定したスコアリングが期待できる一方でボール保持が長く、FG成功率(キャリア通算40.9%)の低さがキャリアを通しての課題であった。
ディフェンス面においては1on1での守備では一定の強度を保てるが、オフボール時のディフェンス強度は課題とされた。キャリア前半は典型的な1on1スコアラーとしての性質が強かったが、晩年はロールプレイヤーへと移行。若手の手本となる存在となった。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 2
- 1on1での得点力
- ミドルレンジからペリメーターでのアイソレーションが強力で、全盛期には得点王争いをした。
- フィジカルの強さ
- フィジカルとボディバランスに優れ、接触を恐れずゴールに突っ込むスタイルでフリースローを量産。
- 勝負所でのメンタリティ
- クラッチタイムで自らシュートを打つ胆力があり、晩年は若手のメンター的存在となった。
- シュート効率性の低さ
- シュートセレクションと球離れに難があり、キャリアを通して得点効率は課題。
- ボールムーブメント
- ボール保持が長く、アイソレーション偏重のスタイルでチームオフェンスを停滞させる要因となった。
- ディフェンスの安定感
- オンボール守備は平均的ながら、オフボールでの守備では集中力を欠く場面が見られる。
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Stats(スタッツ)
| PER | 16.5 |
| BPM | 0.3 |
| OBPM | 1.6 |
| DBPM | -1.3 |
| USG% | 27.3% |
| TS% | 52.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




