(2025/7/17 更新)
ジミー・バトラーは1989年9月14日生まれ、テキサス州ヒューストン出身のウィング。
高校時代までは無名に近く、タイラー・ジュニアカレッジを経てマルケッティ大学に編入した後にディフェンス力と勝負強さで注目を集めた。2011年ドラフト30位でシカゴ・ブルズに指名され、当初はロールプレイヤーでの起用が中心だったが、トム・シボドーHCの指導の下でディフェンスの要として成長。2014-15シーズンにMIPを獲得したことをきっかけにオールスター選手に定着した。その後はミネソタ・ティンバーウルブズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズなどを経て、2019年にマイアミ・ヒートへ移籍。コロナ禍の2019-20シーズンにクラッチの強さをみせ、NBAファイナルへチームを導いた。
Profile(プロフィール)

氏名 | Jimmy Butler (ジミー・バトラー) |
生年月日 | 1989年9月14日 |
出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州ヒューストン |
身長 / 体重 | 201cm / 100kg |
出身校 | マーケット大学 |
ポジション | SF / SG |
ドラフト | 2011年ドラフト30位 |
引退 | – |
所属チーム | 2011 – 2017:CHI(ブルズ) 2017 – 2018:MIN(ウルブズ) 2018 – 2019:PHI(シクサーズ) 2019 – 2025:MIA(ヒート) 2025 – :GSW(ウォリアーズ) |
主な受賞歴 | スティール王(2021) MIP(2015) オールNBA 2nd チーム(2023) オールNBA 3rd チーム(2017, 2018, 2020, 2021) オールディフェンシブ 2nd チーム(2014-2016, 2018, 2021) オールスター出場(2015-2018, 2020, 2022) |
Play Style(プレースタイル)
安定したスコアリングとディフェンスでチームを牽引する両端のエース
得点力・ディフェンス・リーダーシップを兼ね備えた、攻守に渡ってチームの中心となる「両端のエース」。
1on1のアイソレーションだけでなく、ピック&ロールのハンドラーとしても優秀で、ポストアップからのフェイダウェイやドローファウルの技術に長ける。FT成功率もキャリア通算で80%を超えており、安定感のあるスコアラーとして起用される。3P成功率は30%台前半とウィングの選手としては高くないが、クラッチシーンなどの重要な局面で決め切る勝負強さを持つ。レギュラーシーズンは安定感のあるスコアラーだが、プレーオフではレギュラーシーズン以上に得点効率とアグレッシブさが増すことでスタッツが上がる傾向がある。
ディフェンス面ではオールディフェンシブチームに複数回選出されるほどの強度を誇り、特に1on1ではフィジカルを活かした粘り強いディフェンスでスティールを生み出す。精神的にはストイックな面があり、ロッカールームの核として若手をまとめる役割を担うことも多い。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 4
- クラッチタイムの勝負強さ
- クラッチシーンやプレーオフでのパフォーマンスが高く、重要な局面でスタッツを伸ばす。
- ディフェンスの多様性
- 複数ポジションを守れる機動力とフィジカルを持ち、粘り強いディフェンスでスティールを狙う。
- 適応能力
- チーム状況などに応じて自身の役割の微調整が上手く、異なるチームでパフォーマンスを出し続ける。
- 3Pシュートの安定感
- 3P成功率は30%台前半であり、ディフェンスにスペースを与えやすい。
- アウトサイドシュートのバリエーション
- フェイダウェイやポストアップに長けている反面、プルアップでのオプションは少ない。
- オフコートでの自我の強さ
- ストイックな部分があり、コーチや選手との軋轢を生むことがある。
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Stats(スタッツ)
PER | 21.7 |
BPM | 5.0 |
OBPM | 3.6 |
DBPM | 1.4 |
USG% | 22.9% |
TS% | 59.0% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
