(2025/7/17 更新)
ヨアキム・ノアは1985年2月25日、ニューヨーク州マンハッタン生まれのセンター。
父は元プロテニス選手のヤニック・ノア、母は元モデルのセシリア・ロディでフランスとアメリカの二重国籍を持つ。大学はNCAA強豪校のフロリダ大学に進学し、中心選手として2006年・2007年のNCAAトーナメントで同大学を2連覇に導いた。2007年ドラフトでシカゴ・ブルズから9位指名され、堅実なディフェンスと高いバスケットIQを武器にチームの中核選手の1人として活躍。特に2013-14シーズンには平均12.6得点・11.3リバウンド・5.4アシストを記録してオールNBA 1stチームと最優秀守備選手賞を受賞したことで、リーグ屈指のディフェンシブビッグマンと認知された。キャリア後半は怪我に苦しみつつもニックス、グリズリーズ、クリッパーズでプレーし、2021年に現役引退を発表した。
Profile(プロフィール)

氏名 | Joakim Noah (ヨアキム・ノア) |
生年月日 | 1985年2月25日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州マンハッタン |
身長 / 体重 | 211cm / 104kg |
出身校 | フロリダ大学 |
ポジション | C |
ドラフト | 2007年ドラフト9位 |
引退 | 2021年 |
所属チーム | 2007 – 2016:CHI(ブルズ) 2016 – 2018:NYK(ニックス) 2018 – 2019:MEM(グリズリーズ) 2020 :LAC(クリッパーズ) |
主な受賞歴 | 最優秀守備選手(2014) オールNBA 1st チーム(2014) オールディフェンシブ 1st チーム(2013, 2014) オールディフェンシブ 2nd チーム(2011) オールスター出場(2013, 2014) |
Play Style(プレースタイル)
エネルギッシュなプレーでチームを鼓舞するディフェンシブセンター
感情豊かなエネルギッシュなプレーと、バスケットボールIQの高さでリーグ屈指のデジフェンス力を持つディフェンシブ・ビッグマン。センターながら機動力が高く、ピック&ロールへの対応やヘルプディフェンスでのポジショニングと判断に優れ、チームディフェンスの要としてアンカーとなった。リバウンド争いではサイズと機動力を活かしつつ、ボールが落ちるタイミングを予測したポジショニングとタイミングの良さで勝負し、特にオフェンスリバウンドでの粘り強さが際立つ。
ジャンプシュートやフリースローのフォームが独特で得点効率は高くないものの、ビッグマンとしては突出したパス能力を持っており、トップ・オブ・ザ・キーからのプレイメイクに長けている。2013-14シーズンにはセンターながら1試合平均5.4アシストを記録し、「ポイントセンター」としての評価も得た。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 2
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 5
- ディフェンスIQとリムプロテクト力
- ポジショニングと判断力に優れ、ブロックショットに頼らないリムプロテクトを実行できる。
- 視野の広さ
- センターとしては突出したパス能力と視野の広さを持ち、複数回のトリプルダブルを達成している。
- リーダーシップとハッスルプレー
- コンタクトを恐れないフィジカルなプレーを身上とし、ボーカルリーダーとしてもチームを引っ張る。
- ジャンプシュートの安定性
- 得点のほとんどがペイントエリア内であり、ミドルレンジやフリースローの精度は低い。
- 単調なポストムーブ
- オフェンスバリエーションは少なく、自ら得点をクリエイトすることは難しい。
- 怪我の多さ
- キャリア後半は膝や肩の怪我に悩まされ、パフォーマンスに大きく影響した。
スマホでの動画閲覧はコチラから
Stats(スタッツ)
PER | 17.6 |
BPM | 2.5 |
OBPM | 0.4 |
DBPM | 2.1 |
USG% | 16.0% |
TS% | 54.0% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
