(2025/7/10 更新)
カール=アンソニー・タウンズは1995年11月15日、ニュージャージー州ピスカタウェイ生まれのドミニカ系アメリカ人で、ストレッチ能力が高いセンター。
高校時代から将来を嘱望され、名門ケンタッキー大学では中核選手として活躍し、2015年のNCAAトーナメントで同大学をFinal 4に導いた。2015年ドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズから1位指名され、即戦力として新人王を受賞。以降もウルブズのフランチャイズプレイヤーとして複数回のオールスター出場を果たした。負傷で出場数が限られたシーズンもあるが、プレーオフチームや国際試合の中心選手としてプレーしている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Karl-Anthony Towns (カール=アンソニー・タウンズ) |
生年月日 | 1995年11月15日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州ピスカタウェイ |
身長 / 体重 | 211cm / 115kg |
出身校 | ケンタッキー大学 |
ポジション | C / PF |
ドラフト | 2015年ドラフト1位 |
引退 | – |
所属チーム | 2015 – 2024:MIN(ウルブズ) 2024 – :NYK(ニックス) |
主な受賞歴 | オールNBA 3rd チーム(2018, 2022, 2025) 新人王(2016) オールルーキー 1st チーム(2016) オールスター出場(2018, 2019, 2022, 2024, 2025) |
Play Style(プレースタイル)
センターながら高い3P成功率と多彩なスキルセットを持つ「ストレッチ・ビッグマン」
2010年代以降における「ストレッチ・ビッグマン」の代表的存在であり、センターでありながらキャリア平均で約38%の3P成功率で、2022年オールスターでのスリーポイント・コンテストで優勝するほどの精度を誇っている。身長211cm、体重111kgという典型的なビッグマンのサイズながら、敏捷性とスキルに優れ、ペリメーターからのドライブやフェイダウェイなどミドルレンジでの多彩なオフェンス手段を持っている。また、ポストプレーも習熟しており、左右どちらの手でもフィニッシュ可能。ダブルチームを的確に捌く視野の広さも兼ね備えており、自身が起点となってパスを行う柔軟性がある。
ディフェンスにおいては身体能力とサイズを活かしたリムプロテクトに対応できるが、機動力やポジショニングの面で課題があり、特にピック&ロール時の判断力には改善の余地がある。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 3
- アウトサイドシュートの効率
- 3P成功率がキャリア通算で約38%という数字を残しており、ビッグマンとしては破格の精度を誇る。
- 多彩なスコアリングパターン
- オフェンス技術が多彩で、インサイドとアウトサイドの両面でオールラウンドに得点できる。
- パッシングセンス
- バスケットIQが高く、ディフェンスに合わせてキックアウトパスなどで起点になることができる。
- ディフェンスの安定感
- 一定のリムプロテクト力はあるが、ピック&ロールやローテーションの対応に課題を持つ。
- メンタルの波
- 感情の起伏が激しく、審判との衝突や集中力の欠如が散見されることがある。
- ファウルマネジメント
- ディフェンス時のポジショニングや不用意なファウルによって、ファウルトラブルに陥る場面も多い。
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Stats(スタッツ)
PER | 23.8 |
BPM | 4.4 |
OBPM | 4.2 |
DBPM | 0.2 |
USG% | 26.9% |
TS% | 62.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
