(2025/7/9 更新)
ケンバ・ウォーカーは1990年5月8日、ニューヨーク州ブロンクス生まれのポイントガード。
名門コネチカット大学で3年間プレーし、2011年にはジェレミー・ラムーらとともにNCAAトーナメント優勝を果たした。特にBig EastトーナメントでのブザービーターはNCAAトーナメントにおける歴史的場面となっており、MOP(最優秀選手賞)に選出された。2011年ドラフトでシャーロット・ボブキャッツ(現ホーネッツ)に9位指名され、以降9シーズンにわたってチームの中心選手として活躍した。2019年にボストン・セルティックスへ移籍し、ニックス、マーベリックスでも短期間プレー。2023年にはヨーロッパリーグに挑戦したのちに引退を表明した。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Kemba Walker (ケンバ・ウォーカー) |
| 生年月日 | 1990年5月8日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州ブロンクス |
| 身長 / 体重 | 183cm / 83kg |
| 出身校 | コネチカット大学 |
| ポジション | PG |
| ドラフト | 2011年ドラフト9位 |
| 引退 | 2024年 |
| 所属チーム | 2011 – 2019:CHA(ボブキャッツ / ホーネッツ) 2019 – 2021:BOS(セルティックス) 2021 – 2022:NYK(ニックス) 2022 – 2023:DAL(マーベリックス) |
| 主な受賞歴 | オールNBA 3rd チーム(2019) オールスター出場(2017-2020) |
Play Style(プレースタイル)
アンダーサイズながら、60点試合も達成したスコアリングPG
卓越したボールハンドリング技術と、リーグ有数のクイックネスを持つスコアリングPGで、特にピック&ロールからの展開力に優れている。ステップバックやクロスオーバーでスペースを生み出す1on1の強さだけでなく、フローターやミドルレンジでの精度も高い多彩なオフェンスバリエーションを持つ。また、速攻でのトランジション展開にも優れており、終盤のクラッチタイムにも強い。キャリア全盛期には平均25.6得点、3P成功率35.6%という数字を残しており、アンダーサイズながらエーススコアラーとしてチームを牽引した。
サイズ不足のためディフェンスではミスマッチ対応やポスト対応に難があったが、60点試合を達成するなど、それを補って余りあるオフェンス力を持っていた。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 3
- ボールハンドリング能力
- ボールハンドリング技術に長けており、クロスオーバーとステップバックを駆使して1on1に強い。
- 高精度のミドルシュート
- ドリブルからのプルアップショットが巧く、キャリア通算で約36%の3P成功率を維持している。
- ピック&ロール時の判断力
- スクリーンを活用した展開での視野が広く、加速からの展開力と判断に優れている。
- ディフェンスにおけるフィジカル
- 183cmとNBA選手としては小柄なため、ポストアップやスイッチ後のミスマッチ対応に苦戦。
- リムアタックの効率性
- ドライブは鋭いが、サイズ不足によりペイント内でのフィニッシュ時の得点効率は低め。
- 怪我の多さ
- 慢性的な膝の怪我を抱えており、キャリア後半は出場試合数やパフォーマンスが制限された。
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Stats(スタッツ)
| PER | 19.1 |
| BPM | 2.8 |
| OBPM | 3.2 |
| DBPM | -0.4 |
| USG% | 26.9% |
| TS% | 53.9% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




