(2025/8/5 更新)
ケニオン・マーティンは1977年12月30日生まれ、ミシガン州サギノー出身の元NBA選手。
シンシナティ大学で4年間プレーし、2000年にはウッデン賞やネイスミス賞などの大学での個人賞を獲得し、2000年ドラフトではニュージャージー・ネッツから1位指名を受けた。1年目から即戦力として活躍し、2001年にジェイソン・キッドが加入してからは2年連続ファイナル進出の原動力として次世代のスター候補と目された。2004年にオールスターにも選出された後にデンバー・ナゲッツに移籍。カーメロ・アンソニーらとプレイオフ常連チームを形成した。晩年はクリッパーズやニックスなどを渡り歩き、2015年に引退。15シーズンで通算757試合に出場し平均12.3得点、6.8リバウンド、1.9アシスト、1.2ブロックを記録している。
Profile(プロフィール)

氏名 | Kenyon Martin (ケニオン・マーティン) |
生年月日 | 1977年12月30日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ミシガン州サギノー |
身長 / 体重 | 206cm / 106kg |
出身校 | シンシナティ大学 |
ポジション | PF |
ドラフト | 2000年ドラフト1位 |
引退 | 2015年 |
所属チーム | 2000 – 2004:NJN(ネッツ) 2004 – 2011:DEN(ナゲッツ) 2012 :LAC(クリッパーズ) 2013 – 2014:NYK(ニックス) 2015 :MIL(バックス) |
主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(2001) オールスター出場(2004) |
Play Style(プレースタイル)
身体能力に優れた、攻守のフィニッシャーを担うパワーフォワード
身体能力に優れ、攻守ともにエネルギッシュなプレーを持ち味とするディフェンシブ型ビッグマン。
オフェンスでは特にトランジションでの走力と爆発的な跳躍力を活かした豪快なダンクが特徴的。ジャンプシュートの精度は限定的だったものの、ポストアップやピック&ロールでのフィニッシュを主に、インサイドでの得点力とオフボールでの動きに長けている。
ディフェンス面においても身体能力を活かしたブロックショットを中心にリムプロテクターとして優秀で、ハードなコンタクトを厭わないフィジカルなプレースタイルでスイッチディフェンスでも一定の対応力を持つ。特にプレーオフではディフェンスとリーダーシップで存在感を示し、チームにとっては精神的支柱ともいえる存在だった
攻守ともに闘志を前面に出すタイプでテクニカルファウルや退場も辞さないほどの熱さを持っていることでチームにエネルギーを与える一方、時に感情コントロールが難しい場面も見られた。
- オフェンス
- 2
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 5
- ディフェンス
- 4
- アスレチック能力
- 身体能力が非常に高く、バネとスピードを活かして速攻や素早いセカンドジャンプで流れを変える。
- フィジカルを活かしたディフェンス
- コンタクトに強く、体を張ったブロックショットやスイッチ対応などで粘り強いディフェンスを行う。
- ハードな精神力
- 常に全力を尽くすスタイルで、重要な場面でチームに活力と緊張感を与える。
- シュートレンジの狭さ
- ジャンプシュートや3Pシュートの精度が低く、オフェンスでのスペーシングでの貢献は限定的。
- 感情のコントロール
- 熱くなりやすく、テクニカルファウルや不要なファウルで自らリズムを崩すことがある。
- 怪我への耐性
- 学生時代から慢性的な足の怪我を抱え、特にキャリア後半は膝の怪我でパフォーマンスに波があった。
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Stats(スタッツ)
PER | 15.0 |
BPM | 0.1 |
OBPM | -1.0 |
DBPM | 1.1 |
USG% | 20.2% |
TS% | 51.3% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
