(2025/7/6 更新)
ケビン・デュラントは1988年9月29日、ワシントンD.C.生まれのフォワード。
テキサス大学で1年プレーした後に、2007年ドラフトで2位指名を受けてシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に入団。高校時代から注目されていたスコアリング能力はNBAでも非凡なものであり、新人王を獲得。その後も得点力を武器にリーグを代表するスコアラーへと成長し、2014年にはシーズンMVPを獲得。2016年にゴールデンステート・ウォリアーズへ移籍し、ステフィン・カリーらと2度の優勝と2度のファイナルMVPを獲得した。キャリア通算で平均27.2得点(2024年時点)で4度の得点王に輝き、シュート機会が多いにも関わらず「50-40-90」を達成するほどの得点効率を誇るNBA史上最高クラスのスコアラーと評されている。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Kevin Durant (ケビン・デュラント) |
| 生年月日 | 1988年9月29日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ワシントンD.C. |
| 身長 / 体重 | 211cm / 109kg |
| 出身校 | テキサス大学 |
| ポジション | SF / PF |
| ドラフト | 2007年ドラフト2位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2007 – 2008:SEA(スーパーソニックス) 2008 – 2016:OKC(サンダー) 2016 – 2019:GSW(ウォリアーズ) 2019 – 2022:BKN(ネッツ) 2022 – 2025:PHX(サンズ) 2025 – :HOU(ロケッツ) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2017, 2018) ファイナルMVP(2017, 2018) シーズンMVP(2014) 得点王(2010-2012, 2014) オールNBA 1st チーム(2010-2014, 2018) オールNBA 2nd チーム(2016, 2017, 2019, 2022, 2024) 新人王(2008) オールルーキー 1st チーム(2008) オールスター出場(2010-2019, 2021-2025) オールスターMVP(2012, 2019) |
Play Style(プレースタイル)
歴代最高レベルの得点効率を誇るスコアリングマシーン
211cmの長身ながらスモールフォワードとしてもプレーできる機動性と、どこからでも得点を狙える万能なスコアリング能力を持つ。「50-40-90」を達成した数少ないスコアラーで、特に歴代屈指のミッドレンジからのシュート精度を誇っている。アイソレーション、ピック&ロール、ポストアップ、スポットアップシュートなどの多彩なオフェンスバリエーションを使いこなし、極めて滑らかでハイリリースのジャンプシュートはディフェンスすることが非常に難しい。試合終盤でもパフォーマンスが落ちずに、クラッチシューターとしても機能する。少年時代にはガードとしてプレーしており、ガードのスキルセットを持ったウイングとして類稀なハンドリング力を持っている。
ディフェンス面ではサイズと経験を活かしたスイッチディフェンスやリムプロテクションで貢献し、リバウンドやブロックも安定している。オフェンス軸の選手であるが、平均以上のディフェンダーだといえる。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 5
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 3
- スコアリングの万能性
- 3Pからポストアップまであらゆる形で得点が可能で、特にミッドレンジは歴代屈指の精度。
- 1on1技術
- 長身ながらガードのようなフットワークとハンドリングを持っており、1on1で無類の強さを誇る。
- 高効率なシュート力
- 「50-40-90」を達成した数少ない選手であり、NBA史上でも高い得点効率を持つ。
- 怪我のリスク
- 2019年のアキレス腱断裂以降はフルシーズン出場が難しくなっており、健康管理が課題。
- ボールハンドリングの安定
- 滑らかなハンドリング技術を持つが、強度の高いディフェンスに対してターンオーバーが散見される。
- リーダーシップ
- HCとの軋轢や移籍騒動、SNSでの炎上などオフコートでの扱いにくさがある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 24.8 |
| BPM | 6.4 |
| OBPM | 5.8 |
| DBPM | 0.6 |
| USG% | 30.1% |
| TS% | 62.0% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




