(2025/8/26 更新)
クリス・ダンは1994年3月18日生まれ、コネチカット州ニューロンドン出身のポイントガード。
高校時代から全米屈指のプロスペクトとして評価され、プロビデンス大学ではBig East最優秀守備選手賞を2年連続で獲得し、2016年ドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズから5位指名を受けた。即戦力ルーキーとして期待されたが、1年目は控え起用が中心で、2年目に大型トレードに巻き込まれる形でシカゴ・ブルズへと移籍した。ブルズではディフェンス力を武器にスターターとして活躍し、スティールとディフェンスでリーグ屈指の守備型PGとして評価を上げた。その後は怪我やチーム事情で各地を転戦するも、2023-24シーズンには再建中のジャズで再びディフェンスの要としてローテーション入りし、ベテランとして若手を支えている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Kris Dunn (クリス・ダン) |
生年月日 | 1994年3月18日 |
出身地 | アメリカ合衆国 コネチカット州ニューロンドン |
身長 / 体重 | 191cm / 93kg |
出身校 | プロビデンス大学 |
ポジション | PG / SG |
ドラフト | 2016年ドラフト5位 |
引退 | – |
所属チーム | 2016 – 2017:MIN(ウルブズ) 2017 – 2020:CHI(ブルズ) 2020 – 2021:ATL(ホークス) 2022 :POR(ブレイザーズ) 2023 – 2024:UTA(ジャズ) 2022 – :LAC(クリッパーズ) |
主な受賞歴 | – |
Play Style(プレースタイル)
ドライブ起点のプレーメイクが得意なディフェンス型PG
約206cmのウィングスパンを活かしたスティール能力が持ち味の、リーグ有数のディフェンス型ポイントガード。
1on1でのオンボールディフェンスだけでなく、パスレーンを読む嗅覚を兼ね備えており、キャリア平均で1.5スティール前後を記録している。キャリア平均FG成功率は約42%、3P成功率はは約30%と現代NBAのガードとしてはアウトサイドシュートの精度が低くオフェンスの安定感に欠けるが、ペイントアタックや速攻でのプッシュは得意で、ドライブを起点にアシストするクリエイト力を持っている。
怪我による離脱が多いが、2022-23以降はセカンドユニットをコントロールする司令塔の役割を果たし、ディフェンスとプレーメイクで試合の流れを変える潤滑油となっている。
- オフェンス
- 1
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 4
- ペリメータディフェンス
- ウィングスパンと俊敏性を活かし、複数ポジションを守れ、スティールを量産する。
- トランジションでのプッシュ力
- スティールから速攻に繋げる能力や、自らボールをプッシュして速い展開を作ることができる。
- リーダーシップ
- 高いエナジーとリーダーシップを持ち、若手主体のチームで守備の規律を維持する。
- アウトサイドシュートの精度
- キャリアを通じて3P成功率が低く、相手ディフェンスにスペースを与える場面が多い。
- オフェンスバリエーションの少なさ
- 得点がペイントに依存しており、セットオフェンスでの得点力は高くない。
- 怪我の多さ
- 負傷離脱が多く、キャリア初期からフルシーズンでの稼働率が低く、安定感に欠ける。
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Stats(スタッツ)
PER | 12.3 |
BPM | 1.0 |
OBPM | -2.8 |
DBPM | 1.8 |
USG% | 17.0% |
TS% | 50.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
