(2025/6/24 更新)
カイリー・アービングは1992年3月23日、オーストラリア・メルボルン生まれのポイントガード。父は元バスケットボール選手で、ニュージャージーで育ち、高校時代から卓越したボールハンドリングとスコアリング能力で注目を集めた。2010年にデューク大学へ進学し、2011年のNBAドラフトでクリーブランド・キャバリアーズから1位指名を受けた。2016年にはレブロン・ジェームズとクリーブランド・キャバリアーズを初優勝に導き、同ファイナル第7戦では決勝3Pシュートを沈める活躍をみせた。その後はセルティクス、ネッツ、マーベリックスの中心選手の1人としてプレーしている。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Kyrie Irving (カイリー・アービング) |
| 生年月日 | 1992年3月23日 |
| 出身地 | オーストラリア ビクトリア州メルボルン |
| 身長 / 体重 | 188cm / 88kg |
| 出身校 | デューク大学 |
| ポジション | PG / SG |
| ドラフト | 2011ドラフト1位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2011 – 2017:CLE(キャバリアーズ) 2017 – 2019:BOS(セルティクス) 2019 – 2023:BKN(ネッツ) 2023 – :DAL(マーベリックス) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2016) オールNBA 2nd チーム(2019) オールNBA 3rd チーム(2015, 2021) 新人王(2012) オールルーキー 1st チーム(2012) オールスター出場(2013-2015, 2017-2019, 2021, 2023, 2025) オールスターMVP(2014) |
Play Style(プレースタイル)
歴代屈指のハンドリング技術を持つスキルフルPG
NBA史でも屈指のボールハンドラーであり、1on1でディフェンダーを翻弄するスキルに長けたスコアリング型ポイントガード。ペリメーターやペイントエリア内での得点バリエーションが豊富で、左右両手を使ったフィニッシュや、難度の高いステップバック、フローター、レイアップなどを自在に使いこなす。トランジションでもハーフコートでもオフェンスの起点となれる万能性を持っている。
ミッドレンジからの得点力も高く、クラッチタイムでの勝負強さはリーグ屈指。対リムプロテクターでもボディバランスとシュートタッチの柔らかさでスコアリングに繋げる。
PGとしてはアシストやプレーメイクよりも自身のスコアリングを優先する傾向があり、司令塔ではなくスコアラーとしての要素が強い。また、ディフェンスではサイズやフィジカルで不利になる場面が多く、対人ディフェンスの強度には限界がある。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 5
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 3
- 卓越したボールハンドリングとフィニッシュ力
- 左右どちらからでも攻められるドリブルスキルと、リム周辺での多彩なフィニッシュパターンを持つ。
- クラッチシーンでの決定力
- 2016年ファイナル第7戦の決勝3Pシュートに象徴されるように、大舞台や接戦での決定力が高い。
- ジャンプシュートの精度
- 3Pシュートやフリースローでも高い成功率を誇り、スコアリングに安定感がある。
- パス意識とプレーメイクの一貫性
- スコアリング能力に長けているが故に、味方を活かす視野が狭まる傾向がある。
- 守備意識の希薄さ
- 対人ディフェンスやヘルプディフェンスに対する意識が低い。
- オフコートでの安定性
- 思想面やリーダーシップの欠如によってチームとの関係性が拗れるケースが多い。
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Stats(スタッツ)
| PER | 22.2 |
| BPM | 4.4 |
| OBPM | 4.7 |
| DBPM | -0.3 |
| USG% | 29.1% |
| TS% | 58.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



