(2025/8/6 更新)
ラメロ・ボールは2001年8月22日、カリフォルニア州チノヒルズ生まれのポイントガード。
ロンゾ・ボールとリアンジェロ・ボールを兄に持ち、ボール兄弟の末弟として幼少期から注目を集め、高校時代には地元チノヒルズ高校で無敗の州王者を経験した。高校卒業後は父であるラバー・ボールの意向もあって、リトアニアのプロリーグやオーストラリアのNBLでプレーし、プロとしてのキャリアを歩んだ。NBLでは2019-20シーズンに平均17.0得点・7.6リバウンド・6.8アシストを記録したことでNBAのスカウト陣からの高評価を集め、2020年ドラフトではシャーロット・ホーネッツから3位を受けた。NBA入り後も類稀なプレーメイクで頭角を現し、同年の新人王を獲得。以降もホーネッツの中心選手として活躍している。
Profile(プロフィール)

氏名 | LaMelo Ball (ラメロ・ボール) |
生年月日 | 2001年8月22日 |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州チノヒルズ |
身長 / 体重 | 201cm / 81kg |
出身校 | チノヒルズ高校 |
ポジション | PG |
ドラフト | 2020年ドラフト3位 |
引退 | – |
所属チーム | 2018 – :CHA(ホーネッツ) |
主な受賞歴 | 新人王(2021) オールルーキー 1st チーム(2021) オールスター出場(2022) |
Play Style(プレースタイル)
広いコートビジョンと優れたパスセンスを持つ華のある司令塔
広い視野と創造力あふれるパスセンスを持つ華のあるプレーメイカーで、サイズとスキルを活かしてコンボガードとしても機能することができる。トランジションでは特にパスセンスが冴え渡り、オープンコートでの判断力と即興性に優れ、アシストやアリウープを量産する。また、リバウンド力にも優れており、ガードでありがなら2022-23シーズンには平均6.4リバウンドを記録するなど、トランジションの起点となることも多い。
高難度なステップバックを含めた3Pシュートも積極的に放つことができ、2021-22シーズンには平均20.1得点・3P成功率38.9%と高効率を残している。ボールハンドリングと変則的なリズムのドリブルでディフェンスを崩す能力もあり、ピック&ロールでの判断も巧みである。ディフェンス面では読みの良さを活かしてスティールを記録する一方、フィジカル面での課題や集中力に波があり、ディフェンスの安定性が課題となっている。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 3
- 卓越したコートビジョン
- 狭いスペースを突くノールックパスやフルコートパスを出すことができる。
- スキルの多様性
- 201cmのサイズを活かしてリバウンドやスイッチ対応にも柔軟に対応できるオールラウンド性を持つ。
- トランジションの爆発力
- 速攻時の判断力とスピードが卓越しており、トランジションの起点として機能する。
- ディフェンスの安定性
- ポジショニングや1on1での対応判断にムラがあり、フィジカルで押し負けることがある。
- ターンオーバー管理
- ハイリスクなパスやドライブを好む傾向があり、プレーメイカーとしてはターンオーバーが多い。
- インサイドでの効率性
- フィジカル面の弱さからフィニッシュ効率に波があり、ペイント内でのFG成功率が平均より低い。
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Stats(スタッツ)
PER | 18.9 |
BPM | 2.8 |
OBPM | 3.0 |
DBPM | -0.2 |
USG% | 30.2% |
TS% | 54.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
