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【選手名鑑】Latrell Sprewell(ラトレル・スプリーウェル)

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(2025/9/18 更新)
ラトレル・スプリーウェルは、1970年9月8日生まれのウィスコンシン州ミルウォーキー出身のウイング。
高校卒業後にミズーリ州のスリーリバーズ短大に進学し、活躍が認められたことで2年次にアラバマ大学に編入した。1992年ドラフト24位でゴールデンステイト・ウォリアーズに指名され、得点力に秀でたウイングとして得点面を担い、1993-94シーズンにはオールNBA 1stチームやオールディフェンシブ 2ndチームに選出されるほどの活躍をした。リーグ屈指のツーウェイプレーヤーとしての才能を開花させていたが、1997年にHCのP・J・カーリシモとの口論の末に首を絞めた暴行事件でを起こし、長期出場停止処分を受け、ニューヨーク・ニックスへと放出された。ニックスでは1999年に”ミラクル・ニックス”と呼ばれるのファイナル進出に大きく貢献した。NBA通算16,712得点・平均18.3得点を記録し、2005年に現役を引退した。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Latrell Sprewell
(ラトレル・スプリーウェル)
生年月日1970年9月8日
出身地アメリカ合衆国
ウィスコンシン州ミルウォーキー
身長 / 体重 196cm / 88kg
出身校アラバマ大学
ポジションSG / SF
ドラフト1992年ドラフト24位
引退2005年
所属チーム1992 – 1998:GSW(ウォリアーズ)
1999 – 2003:NYK(ニックス)
2003 – 2005:MIN(ウルブズ)
主な受賞歴オールNBA 1st チーム(1994)
オールディフェンシブ 2nd チーム(1994)
オールルーキー 2nd チーム(1993)
オールスター出場(1994, 1995, 1997, 2001)

Play Style(プレースタイル)

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感情の起伏が激しい、スラッシャー兼ショットクリエーター

オフェンスバリエーションに長けた、ドライブからのフィニッシュやミッドレンジのジャンプショットを武器にした典型的な得点型ウイング。強靭な上半身と爆発的な一歩目でペイントに切り込み、フェイダウェイやプルアップのミッドレンジを高確率で沈める。平均以上のハンドリングと視野を持ち、ウィングにしてはアシスト創出力が高いことから、オンボールで局面を作ることができる。一方でミドルショット中心の時代であっても3Pシュートは安定感に欠け、スペーシング面においての貢献度はシーズンによっ大きく左右された。
ディフェンスにおいても平均1.4スティール記録しており、1993–94シーズンにはオールディフェンシブチームに選出されるほどの強度を持つ。スタミナが豊富で常に動き続けることでアグレッシブな守備を生み出すことができ、攻守において中心的役割を担うことができる。

  • オフェンス
    3
  • 勝負強さ
    3
  • テクニック
    4
  • 身体能力
    4
  • ディフェンス
    3
長所
  • アイソレーションでの得点力
     ドライブからのフィニッシュやプルアップショットなど、中距離でのオフェンススキルが多彩。
  • フィジカルとスタミナ
    • 強靭なフィジカルと運動能力を有し、長時間の起用でも高い生産性を誇る。
  • アクティブなディフェンス
    • スティールやディナミックな1on1ディフェンスで相手のリズムを崩すことができる。
短所 / 改善点
  • アウトサイドシュートの安定性
    • キャリアを通して3P成功率が安定せず、スペーシング面での貢献は限定的。
  • 感情コントロール
    • 激しい闘志を持つ反面、HC首締め事件に代表されるように悪影響を及ぼす行動が見られる。

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Stats(スタッツ)

PER15.1
BPM0.3
OBPM0.7
DBPM-0.4
USG%23.8%
TS%51.6%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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