(2025/8/20 更新)
ラウリ・マルッカネンは1997年5月22日生まれ、フィンランドのウーシマー県ヴァンター出身のフォワード。
父ペッカ・マルッカネンも元プロバスケットボール選手で、母もバスケットボール選手というスポーツ一家に育つ。アリゾナ大学で1年間プレーし、2017年ドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズから7位指名を受け、当日にシカゴ・ブルズへとトレードされた。現代の「ストレッチ4」を体現するモダンなフォワードで、ブルズで4年間プレー後にはキャブズを経て2022年にトレードでユタ・ジャズへ移籍。2022-23シーズンには25.6得点・8.6リバウンド・FG49.9%・3P39.1%という成績を残し、初のオールスター選出。MIPも受賞した。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Lauri Markkanen (ラウリ・マルッカネン) |
| 生年月日 | 1997年5月22日 |
| 出身地 | フィンランド ウーシマー県ヴァンター |
| 身長 / 体重 | 213cm / 109kg |
| 出身校 | アリゾナ大学 |
| ポジション | SF / PF |
| ドラフト | 2017年ドラフト7位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2017 – 2021:CHI(ブルズ) 2021 – 2022:CLE(キャバリアーズ) 2022 – :UTA(ジャズ) |
| 主な受賞歴 | MIP(2023) オールルーキー 1st チーム(2018) オールスター出場(2023) |
Play Style(プレースタイル)
高い機動力とシュート力を持つ欧州産ストレッチ4
213cm / 109kgというビッグマンのサイズを持ちながら、流れるような滑らかな動きと柔軟なシュートスキルを持つストレッチフォワード。3Pシュートを含むアウトサイドシュート力が高く、キャッチ&シュートだけでなく、ドリブルからのプルアップにも対応することができる。また、キャリア中盤からはボールハンドリングとフィニッシュ力が向上し、単なるシューターではなくスコアラーとして開花している。また、機動力にも優れており、トランジションにも対応でき、カットやオフボールムーブの意識も高い。長らく「未完の大器」と評されていたが、ジャズ移籍後にオフェンスの役割が大幅に増えたことで難度の高いショットを決めきるメンタリティも備えた。
ディフェンスおいてはフィジカル面で難があるが、機動力を活かしたスイッチ対応とサイズで、リム付近で一定の影響力を持つ。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 2
- アウトサイドシュート
- キャリアを通じて3P成功率は約37%と高水準で、ディフェンスを外に引き出す能力に長ける。
- サイズとスキルの融合
- 213cmというサイズに加え、流れるようなドリブル・カッティング・フィニッシュを持つ。
- オフェンスの積極性
- キャリア中盤以降からオフェンスの積極性が増し、自らクリエイトして得点する場面が増えた。
- ディフェンスの安定性
- サイズと機動力はあるが、ポジショニングやリムプロテクションにおける影響力は限定的。
- プレーメイキング
- クリエイト力はあるが自身のスコアリングに偏る傾向があり、味方を活かすプレーは少ない。
- フィジカルコンタクトへの対応
- フィジカルに強みを持つディフェンダー相手にはフィニッシュ精度が落ちることがある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 17.3 |
| BPM | 1.0 |
| OBPM | 2.1 |
| DBPM | -1.1 |
| USG% | 23.1% |
| TS% | 59.2% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




