(2025/9/18 更新)
アーヴィン・“マジック”・ジョンソンは1959年8月14日、ミシガン州ランシング生まれのポイントガード。
高校時代から「マジック」の異名を取る天才的な司令塔として注目を集め、ミシガン州立大学に進学。1979年にはラリー・バード率いるインディアナ州立大学とのNCAA決勝で勝利し、バードと共に全米の注目を浴びた。1979年ドラフトでロサンゼルス・レイカーズに1位指名され、1年目からチームの主力としてNBAファイナルに進出。新人ながら42得点を挙げてリーグ優勝&ファイナルMVPに輝いた。1980年代にはショータイム・レイカーズの中心として5度の優勝を達成。1991年にHIV感染を発表して一時引退するも、1992年にはドリームチームの一員としてバルセロナ五輪で金メダルを獲得した。NBA通算で平均19.5得点・7.2リバウンド・11.2アシストを記録し、歴代屈指のオールラウンダーと評価されている。1996年にはNBA50周年記念の偉大な50人に選ばれ、2021年にも75周年記念選出にも名を連ねた。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Magic Johnson (マジック・ジョンソン) |
| 生年月日 | 1959年8月14日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ミシガン州ランシング |
| 身長 / 体重 | 206cm / 100kg |
| 出身校 | ミシガン州立大学 |
| ポジション | PG / PF |
| ドラフト | 1979年ドラフト1位 |
| 引退 | 2000年 |
| 所属チーム | 1979 – 1991:LAL(レイカーズ) 1996 :LAL(レイカーズ) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(1980, 1982, 1985, 1987, 1988) ファイナルMVP(1980, 1982, 1987) シーズンMVP(1987, 1989, 1990) アシスト王(1983, 1984, 1986, 1987) スティール王(1981, 1982) オールNBA 1st チーム(1983-1991) オールNBA 2nd チーム(1982) オールルーキー 1st チーム(1980) オールスター出場(1980, 1982-1992) オールスターMVP(1990, 1992) 永久欠番(LAL) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
マルチポジションに対応できる、歴代最高峰の司令塔
NBA史上最も偉大なポイントガードの1人であり、206cmという大型ながら、卓越した視野と創造力を武器に試合を支配する。特に歴代屈指のアシスト能力を持ち、「ショータイム」と呼ばれるレイカーズの高速トランジション・バスケットボールの司令塔として牽引。ノールックパスやフルコートパスなどトリッキーなパスが得意とするが、ハーフコートでのピック&ロールやポストアップからのパスなど堅実性も持ち合わせている。
ディフェンスにおいてはサイズを活かしたリバウンド能力が高く、センターからポイントガードまで全ポジションをこなせる柔軟性をもつ。特に1980年のファイナル第6戦では欠場したカリーム・アブドゥル=ジャバーの代役としてセンターに入り、42得点・15リバウンド・7アシストという歴史的な活躍を見せた。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 5
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 5
- 圧倒的なパスセンス
- 多彩なパスでゲームを組み立て、歴代2位(2025年時点)の通算アシスト数を誇る。
- サイズを活かした万能性
- ボールハンドリングとパス能力に長けたPGながら、必要に応じてセンターまで柔軟に対応できる。
- 重要な局面での勝負強さ
- NBA史に残るファイナルでのパフォーマンスに加え、プレイオフ通算30回のトリプル・ダブルを誇る。
- ジャンプシュートの安定性
- FG成功率は高水準だが、3P成功率は30.3%とアウトサイドシュートの不安定さが目立つ。
- 1on1でのディフェンス対応力
- スピードに優位性を持つ相手に苦戦することが多く、1on1守備では脆さが露呈することがある。
- ターンオーバーの多さ
- 創造性の高いプレーを好む傾向があり、リスキーなパスによるターンオーバーが誘発されることがある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 21.2 |
| BPM | 7.5 |
| OBPM | 5.9 |
| DBPM | 1.6 |
| USG% | 22.3% |
| TS% | 61.0% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




