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【選手名鑑】Nikola Vucevic(ニコラ・ブーチェビッチ)

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(2025/10/16 更新)
ニコラ・ブーチェビッチは1990年10月24日、スイスのヴォー州モルジュ郡モルジュに生まれのセンター。
元プロバスケットボール選手の父の影響で幼少期よりプレーし、モンテネグロ国籍を持つ。高校はカリフォルニア州のセント・ジョセフ高校に通い、その後南カリフォルニア大学で3年間プレー。2011年ドラフトではフィラデルフィア・セブンティシクサーズから16位指名を受けた。入団当初は出場機会に恵まれなかったが、2012年の大型トレードでオーランド・マジックに移籍したことで開花。長年にわたりマジックの中核選手として活躍し、2019年と2021年にはオールスターに選出された。高いスキルセットを持つ万能ビッグマンとして、チームを支えている。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Nikola Vucevic
(ニコラ・ブーチェビッチ)
生年月日1990年10月24日
出身地スイス
ヴォー州モルジュ郡モルジュ
身長 / 体重 211cm / 118kg
出身校南カリフォルニア大学
ポジションC
ドラフト2011年ドラフト16位
引退
所属チーム2011 – 2012:PHI(シクサーズ)
2012 – 2021:ORL(マジック)
2021 – :CHI(ブルズ)
主な受賞歴オールスター出場(2019, 2021)

Play Style(プレースタイル)

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フィジカルとシュート力をもった典型的なスキル型センター

現代NBAにおける典型的なスキル型センターで、ポストでもアウトサイドでも得点ができる多彩なオフェンス力を持つセンター。身長211cm・体重118kgとサイズに恵まれながらフィジカル一辺倒ではなく、ソフトなシュートタッチと高いバスケットIQで得点を重ねる。特にピック&ポップからのミドルシュートや3Pジャンパーはビッグマンとしては高確率で、相手ビッグマンを外に引き出すことでスペーシング面での寄与も大きい。ポストアップも巧みで、左右両手を使え、パス能力にも優れていることでオフェンスの起点にもなれる。
一方で、ディフェンスでは敏捷性に欠け、特にトランジションやスイッチ対応で後手に回ることがあるが、ポジショニングやボックスアウトの意識は高く、リバウンド面では高い評価を得ている。平均的にダブルダブルを狙える能力を持つが、スター選手というよりはチームを支えるオールラウンダーという要素が強く、チームシステムの中でこそ進化を発揮するタイプだといえる。

  • オフェンス
    4
  • 勝負強さ
    2
  • テクニック
    4
  • 身体能力
    2
  • ディフェンス
    3
長所
  • オフェンスバリエーション
    • ポストアップからミドルレンジ、3Pシュートとオフェンスバリエーションが高い。
  • リバウンド力
    • ポジショニングと読みが鋭く、キャリア平均10リバウンド以上を記録する安定性を持つ。
  • パス能力
    • センターとして1試合平均3アシスト以上を安定して記録できるほどの視野とパスセンスを持っている。
短所 / 改善点
  • フットワークの遅さ
    • スイッチやトランジションへの対応が苦手で、機動力のあるビッグマンに対して後手に回ることがある。
  • リムプロテクト能力
    • サイズの割にゴール下で相手を威圧するタイプではなく、リムプロテクターとしての貢献は限定的。
  • 勝負所でのパフォーマンス
    • 個人で突破するタイプではなく、プレーオフなど大舞台でインパクトがやや希薄になる傾向が強い。

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Stats(スタッツ)

PER20.1
BPM2.1
OBPM1.9
DBPM0.2
USG%24.4%
TS%54.9%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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