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【選手名鑑】Ray Allen(レイ・アレン)

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(2025/8/25 更新)
レイ・アレンは1975年7月20日、カリフォルニア州マーセド生まれのシューティングガード。
軍人の父の転勤により多くの土地を転々とした後、サウスカロライナ州で高校時代を過ごし、名門コネチカット大学に進学。3年次に平均21.1得点・6.3リバウンドを記録して1996年ドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズに5位指名をされた直後にミルウォーキー・バックスへとトレードされた。ミルウォーキー・バックスでエースプレーヤーとしてオールスターに選出された後、シアトル・スーパーソニックス、ボストン・セルティックス、マイアミ・ヒートでプレーし、2008年にセルティックスで、2013年にヒートで優勝を果たした。NBA通算24,505得点・3P成功数2,973本を記録し、3P成功数は当時の歴代1位を記録した。2014年に引退し、2018年に殿堂入りを果たした。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Ray Allen
(レイ・アレン)
生年月日1975年7月20日
出身地アメリカ合衆国
カリフォルニア州マーセド
身長 / 体重 196cm / 93kg
出身校コネチカット大学
ポジションSG
ドラフト1996年ドラフト5位
引退2014年
所属チーム1996 – 2003:MIL(バックス)
2003 – 2007:SEA(ソニックス)
2007 – 2012:BOS(セルティクス)
2012 – 2014:MIA(ヒート)
主な受賞歴リーグ優勝(2008,2013)
オールNBA 2nd チーム(2005)
オールNBA 3rd チーム(2001)
オールルーキー 2nd チーム(1997)
オールスター出場(2000–2002, 2004–2009, 2011)
殿堂入り

Play Style(プレースタイル)

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スラッシャー型から歴代屈指のピュアシューターへと変貌したクラッチシューター

NBA歴代屈指の「ピュアシューター」と評されることが多いが、キャリア初期は鋭いドライブとダンクを武器とするスラッシャータイプの選手でだったが、キャリアを経るにつれてオフボールムーブとクイックリリースに特化したアウトサイド・シューティングへと移行。特にソニックス以降はピンダウンスクリーンからのキャッチ&シュートや、ベースラインを駆け上がるカールカットなど多彩なオフボールムーブメントを使い、アウトサイドシュートの名手としての地位を確立した。リリースポイントの正確性、ジャンプの高さとバランスの安定性が高く、スモールボールが少ない当時においてもキャリア通算で3P成功率40.0%と非常に高い数字を残している。美しいフォームと厳しい練習ルーティンは、後世のステフィン・カリーやクレイ・トンプソンなどに大きな影響を与えている。
ディフェンス面ではサイズと機動力を活かしてスイッチディフェンスに対応でき、基本的なヘルプ・ローテーションの理解に優れている一方、1on1でのディフェンスは平均的で、比較的オフェンスへの意識が高い傾向がある。

  • オフェンス
    5
  • 勝負強さ
    5
  • テクニック
    3
  • 身体能力
    4
  • ディフェンス
    2
長所
  • キャッチ&シュートの精度
    • 「1秒以下のリリースタイム」と評されたセットプレイからのクイックリリースが得意。
  • オフボールムーブの多彩さ
    • 試合を通してスクリーンを連続で使い、ベースラインやウィングを絶え間なく走り続ける。
  • クラッチシュート
    • 2013年NBAファイナルでのコーナースリーなど、ストレスフルな場面で冷静にシュートを決める。
短所 / 改善点
  • プレーメイキング力
    • ハンドラーとしてのバリエーションは少なく、自身でオフェンスを構築することは少ない。
  • フィジカルディフェンダーへの対応
    • フィジカルで粘り強いディフェンダーを苦手としており、動きを制限されることが多い。
  • 1on1での突破力
    • アイソレーションでのスコアリングバリエーションが少なく、ドライブに繋げる引き出しは限定的。

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Stats(スタッツ)

PER18.6
BPM2.9
OBPM3.6
DBPM-0.7
USG%23.8%
TS%58.0%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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