(2025/9/9 更新)
リッキー・ルビオは1990年10月21日、スペインのカタルーニャ州バダロナ生まれのポイントガード。
14歳でスペインリーグの史上最年少デビューを果たし、欧州で早くから「神童」と称された。2009年ドラフトでミネソタ・ティンバーウルブズに5位指名されたが、2年間はFCバルセロナでプレーを続け、2011年にNBAデビュー。NBAではウルブズを中心にキャリアを重ね、ユタ・ジャズ、フェニックス・サンズ、クリーブランド・キャバリアーズに所属。並行してスペイン代表としても活躍し、2019年のFIBAワールドカップではMVPを受賞した。2023-24シーズン途中に精神的な理由でプレーから離れた後、2024年1月にNBAから正式に引退した。以降は故郷バルセロナでプロキャリアを続けている。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Ricky Rubio (リッキー・ルビオ) |
| 生年月日 | 1990年10月21日 |
| 出身地 | スペイン カタルーニャ州バルセロナ |
| 身長 / 体重 | 188cm / 86kg |
| 出身校 | – |
| ポジション | PG |
| ドラフト | 2009年ドラフト5位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2011 – 2017:MIN(ウルブズ) 2017 – 2019:UTA(ジャズ) 2019 – 2020:PHX(サンズ) 2020 – 2021:MIN(ウルブズ) 2021 – 2024:CLE(キャバリアーズ) |
| 主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(2012) |
Play Style(プレースタイル)
「スペインの神童」と呼ばれた生粋のプレーメイカー
NBAでも屈指のパサーとして知られた純粋な“フロアジェネラル”。
抜群のコートビジョンを持ち、常に味方のシュートチャンスを最優先で探すことで、的確なアシストを供給する。トランジション時のロングパスや、ピック&ロールからのスプリットパスなど、多彩なパススキルを持ち、チームに流れを呼び込むことができる。一方でNBAではシューティングが課題であり、キャリア通算でFG%39.1%、3P成功率32.4%と安定性を欠く。ディフェンス面ではスティールのセンスが高く、キャリア平均1.8スティールを記録した。また、サイズがあることで1on1でも一定の貢献ができるが、比較的チームディフェンスでのIQが光る。
オフェンスのリズム作りとディフェンスでの貢献という二面で、数字以上にチームに価値を与えている。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 1
- ディフェンス
- 4
- パスセンスの高さ
- 卓越した視野を持ち、アシストに至らないパスも含めてタイミングの良くボールを供給する。
- ゲームメイク力
- 試合のテンポ管理に優れ、ハーフコートオフェンスでは常に落ち着いてプレーする。
- スティール能力
- 守備の読みが鋭く、キャリア通算1,284スティール(平均1.8SPG)を記録している。
- シュート精度
- キャリアを通してシュート精度は課題で、スコアラーとしての信頼性には欠ける。
- フィニッシュ力の弱さ
- コンタクトに弱く、ペイント内での決定力に欠ける。
- 怪我の多さ
- ACL断裂をはじめとして怪我が多く、フルシーズンを通した計算は立てにくい側面がある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 15.4 |
| BPM | 0.6 |
| OBPM | -0.3 |
| DBPM | 0.9 |
| USG% | 19.4% |
| TS% | 51.1% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



