(2025/7/24 更新)
シェーン・バティエは1978年9月9日、ミシガン州バーミングハムで生まれのスモールフォワード。
名門デューク大学で優秀なディフェンダーとして頭角を現し、2001年にはチームをNCAAチャンピオンに導く原動力となり、ネスミス賞やウッデン賞など主要な個人賞を総なめにした。同年のNBAドラフトメンフィス・グリズリーズ(当時はバンクーバー・グリズリーズ)に6位指名され、グリズリーズ、ロケッツ、ヒートでプレーした。堅実なディフェンスと高いバスケットボールIQを持ち、チームをした支えする優秀なロールプレーヤーとして活躍。マイアミ・ヒート時代にはレブロン・ジェームズらとNBAチャンピオンに輝いた。NBA通算854試合に出場し、2014年に引退。引退後はアナリストやフロント業務に携わっている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Shane Battier (シェーン・バティエ) |
生年月日 | 1978年9月9日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ミシガン州バーミングハム |
身長 / 体重 | 203cm / 100kg |
出身校 | デューク大学 |
ポジション | SF |
ドラフト | 2001年ドラフト6位 |
引退 | 2014年 |
所属チーム | 2001 – 2006:MEM(グリズリーズ) 2006 – 2011:HOU(ロケッツ) 2011 :MEM(グリズリーズ) 2011 – 2014:MIA(ヒート) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(2012-2013) オールディフェンシブ 2nd チーム(2008-2009) オールルーキー 1st チーム(2002) |
Play Style(プレースタイル)
データ分析に基づいたディフェンスと、安定したスコアリングで貢献するフォロワー
スモールフォワードとして理想的なサイズを持ち、複数ポジションを守れるディフェンス力と、「ストレッチ4」として起用できる柔軟性を持っている。特にディフェンスの判断力に優れ、相手チームのエースを抑えるストッパーとしての役割を担うことが多い。特にデータ分析を活用して相手の弱点を突いたディフェンスを行うIQの高さを持っている。
オフェンス面ではチームの得点源になることは少ないが、キャリア平均FG%42.1%・3P%38.4%と堅実な数字を残しており、特にコーナースリーの精度は高い。オフェンスで自己主張をせず、味方エースを引き立てる動きに徹し、パス・スペーシング・スクリーンといったスタッツだけでは測りにくい貢献をする純度の高いロールプレイヤーである。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 4
- 優れたディフェンス力
- ディフェンス時のポジショニングに優れ、抜群の判断力で相手のシュート成功率を下げる。
- アナリティクス活用
- 学業面でも優秀であり、試合前に相手の傾向を徹底的に分析し、守備で相手をコントロールする。
- キャッチ&シュート
- 的確なポジショニングを活かして、キャリア後半はコーナースリーのスペシャリストとして活躍。
- オフェンスの創造性
- オンボールで仕掛けられるタイプではなく、ピック&ロールやアイソレーションでの効果は限定的。
- リム周辺のフィニッシュ力
- フィジカルな接触に弱く、フリースローの獲得数もキャリアを通して低い。
- 運動能力の低さ
- トップレベルの相手に対しては身体能力で劣り、スピードやジャンプ力で後手に回ることも多い。
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Stats(スタッツ)
PER | 12.6 |
BPM | 1.7 |
OBPM | 0.4 |
DBPM | 1.3 |
USG% | 12.9% |
TS% | 55.9% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
