(2025/10/23 更新)
シェリーフ・アブドゥル=ラヒームは1976年12月11日、ジョージア州マリエッタ生まれのフォワード。
1995年にカリフォルニア大学バークレー校へ進学し、1年プレーしたのちにNBAドラフトにエントリーした。コービーブライアントやアレン・アイバーソンなどを輩出した1996年ドラフトで3位指名を受けてバンクーバー・グリズリーズ(現メンフィス)に入団。新規フランチャイズ時のグリズリーズの核として活躍し、2001年には地元のアトランタ・ホークスへ移籍し、キャリア初のオールスターに選出された。キャリア通算で15,000得点・7.5リバウンドを記録し、シドニーオリンピックで金メダルを獲得するなど活躍したが、膝の負傷などで2008年に現役引退した。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Shareef Abdur-Rahim (シャリーフ・アブドゥル=ラヒーム) |
| 生年月日 | 1976年12月11日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ジョージア州マリエッタ |
| 身長 / 体重 | 206cm / 102kg |
| 出身校 | カリフォルニア大学バークレー校 |
| ポジション | PF / SF |
| ドラフト | 1996年ドラフト3位 |
| 引退 | 2008年 |
| 所属チーム | 1996 – 2001:MEM(グリズリーズ) 2001 – 2004:ATL(ホークス) 2004 – 2005:POR(ブレイザーズ) 2005 – 2008:SAC(キングス) |
| 主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(1997) オールスター出場(2002) |
Play Style(プレースタイル)
サイズとスキルを併せ持ったフェイスアップ型フォワード
206cm・102kgの体格と機動力を併せ持ち、ポストでのフィジカルプレーとアウトサイド寄りのプレーが両立できるフォワード。
ドリブルからのジャンプショットや、ミドルレンジでのフェイダウェイやプルアップで得点を重ねるスタイルで、1on1の場面でスペースを作って得点する能力が高い。オフェンスリバウンドに積極的に参加することでセカンドチャンスを生み出し、キャリア前半は高いスタミナとタフネスでフル稼働する耐久性を持つ。また、フォワードとして平均以上のパスやハンドリング能力を持っており、スイッチ対応などオールラウンドに貢献できる。
ディフェンス面ではポジショニングやリバウンドの読みが良く、安定感のある守備でチームに貢献。スピードに長けた相手やトレイルする場面ではクイックネスで不利になることもあるが、バスケットボールIQの高さでカバーした。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 2
- フェイスアップからの得点力
- ミドルレンジやプルアップ、ポストでのオフェンス技術が高く、1on1を起点にスコアリングできる。
- オフェンスリバウンド
- 攻守でリバウンドへの意識が高く、安定したセカンドユースを供給する。
- 安定性
- キャリア前半は先発フル出場に近い働きをし、得点源としての信頼度が高かった。
- ディフェンス対応
- クイックなスイッチや、スピードに長けた相手との1on1で不利になりやすい。
- アウトサイドシュート
- 3Pシュートが安定せず、スペーシングを最大化するという視点での貢献は限定的。
- 怪我の耐性
- キャリア後半は怪我によりパフォーマンスと出場時間が低下し、安定性の欠如が見られた。
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Stats(スタッツ)
| PER | 19.0 |
| BPM | 1.0 |
| OBPM | 1.7 |
| DBPM | -0.7 |
| USG% | 25.0% |
| TS% | 54.9% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




