(2025/7/28 更新)
トレバー・アリーザは1985年6月30日、フロリダ州マイアミ生まれのウィング。
UCLAで1年プレーした後に、2004年ドラフトでニューヨーク・ニックスから43位で指名された。若手時代はロールプレイヤーとしての起用が中心だったが、2007年に所属したロサンゼルス・レイカーズで頭角を現し、2008-09シーズンにはプレーオフで強度の高いディフェンスを披露してレイカーズの優勝に大きく貢献した。以降、ヒューストン・ロケッツやワシントン・ウィザーズなど12チームを渡り歩き、通算1,183試合に出場。堅実な3&Dウィングとして様々なチームで必要とされるジャーニーマンだった。
Profile(プロフィール)

氏名 | Trevor Ariza (トレバー・アリーザ) |
生年月日 | 1985年6月30日 |
出身地 | アメリカ合衆国 フロリダ州マイアミ |
身長 / 体重 | 203cm / 98kg |
出身校 | UCLA |
ポジション | SF / SG |
ドラフト | 2004年ドラフト43位 |
引退 | 2022年 |
所属チーム | 2004 – 2006:NYK(ニックス) 2006 – 2007:ORL(マジック) 2007 – 2009:LAL(レイカーズ) 2009 – 2010:HOU(ロケッツ) 2010 – 2012:CHA(ホーネッツ) 2012 – 2014:WAS(ウィザーズ) 2014 – 2018:HOU(ロケッツ) 2018 :PHX(サンズ) 2018 – 2019:WAS(ウィザーズ) 2019 – 2020:SAC(キングス) 2020 :POR(ブレイザーズ) 2021 :MIA(ヒート) 2021 – 2022:LAL(レイカーズ) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(2009) |
Play Style(プレースタイル)
ディフェンスとコーナー3に特化した安定したジャーニーマン
典型的な「3&D」タイプのウィングで攻守においてバランスが良く、安定感のあるパフォーマンスを長く披露した。
オフェンスではスポットアップシューターとしてコーナーやウィングから3Pシュートを狙い、キャリア通算3P成功率は35.2%と安定したシュート成功率を残している。自らボールを持ってオフェンスをクリエイトする能力は限定的であり、主にボールムーブやトランジションで得点するプレースタイル。
ディフェンスでは長い213cmのウィングスパンと敏捷性を活かし、PGからSFまでスイッチできる柔軟性を持つ。キャリア通算で1,500をスティールを超えており、特にパスカットに優れたインターセプターを得意とする。ポストディフェンスやチームディフェンスへの理解度も高く、正確なローテーションでプレーオフやビッグゲームでも高い集中力を維持している。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 4
- スティール能力
- ディフェンスIQが高く、ローテーションと読みの良さでスティールから速攻に繋げる。
- スイッチディフェンスへの順応性
- サイズ・IQ・俊敏性を兼ね備えており、複数ポジションを守れる柔軟さを持つ。
- キャッチ&シュートの安定性
- 特にコーナーでの3Pシュートの成功率が高く、フロアスペーサーとして非常に有能。
- ドリブルからのクリエイト
- ドリブルからの引き出しは少なく、1on1やピック&ロールでのボールハンドラーとしての役割は限定的。
- オフェンスの展開力
- コートビジョンは広くなく、オフェンスでのプレイメイク力の期待値は高くない。
- 不安定なフィニッシュ精度
- リム周りのフィニッシュが40%前後と不安定で、イージーショットを逃す場面も散見される。
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Stats(スタッツ)
PER | 13.1 |
BPM | 0.7 |
OBPM | -0.3 |
DBPM | 1.0 |
USG% | 16.6% |
TS% | 53.5% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
