(2025/6/15 更新)
タイラー・ヒーローは2000年1月20日生まれ、ウィスコンシン州ミルウォーキー出身のシューティングガード。高校時代からスコアリング能力の高さで注目され、名門ケンタッキー大学に進学。1年次には平均14.0得点、4.5リバウンド、2.5アシストを記録し、1年次終了後にドラフト13位でマイアミ・ヒート指名された。
NBAでも学生時代から高評価を得ていたスコアリングで頭角を現し、ヒートのNBAファイナル進出に貢献。2021-22シーズンには控え起用で平均20.7得点を記録し、シックスマン賞を受賞した。
Profile(プロフィール)

氏名 | Tyler Herro (タイラー・ヒーロー) |
生年月日 | 2000年1月20日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ウィスコンシン州グリーンフィールド |
身長 / 体重 | 196cm / 88kg |
出身校 | ケンタッキー大学 |
ポジション | SG |
ドラフト | 2019年ドラフト13位 |
引退 | – |
所属チーム | 2019 – :MIA(ヒート) |
主な受賞歴 | 6thマン(2022) オールルーキー 2nd チーム(2020) オールスター出場(2025) |
Play Style(プレースタイル)
クラッチシーンにも強い、スコアリングに秀でたシューティングガード
スコアリングに優れたシューティングガードで、ジャンプシュートやフローターを使い分ける。3Pシュートはキャッチ&シュートとプルアップの両方で対応でき、特にプルアップを得意としている。近年はボールハンドラーとしても成長しており、2022-23シーズンには平均20.1得点・5.4リバウンド・4.2アシストとオールラウンドな数字を残している。
オフェンスクリエイトに関しては特にピック&ロールからのプレイメイクが上手く、自らも3Pシュートを打てるためスペーシングを確保した上でミドルレンジやフローターなどのオフェンスバリエーションで得点に繋げる。また、クラッチタイムでの得点意識が高く、勝負強さが評価されている。
ディフェンスについてはフィジカルや対人ローテーションに課題があり、理解力不足に起因するスイッチミスなどが散見される。ディフェンスIQの向上と身体強化を行えば、平均的なディフェンダーとなれる素質は持っている。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 2
- シュートの多様性
- ジャンプシュートやフローターなどの多彩なスコアリング技術を使い分け、タフショットに強い。
- ピック&ロールでのプレイメイク
- ピック&ロールから味方にパスを捌くことで、オフェンスクリエイトが可能。
- クラッチシーンでの決定力
- クラッチシーンでも積極的にボールを持ち、勝負所でスコアリングできる勝負強さを持つ。
- ディフェンスの脆さ
- サイズに対してフィジカルが弱く、守備意識とポジショニングの理解度が低い。
- 怪我への耐性
- 断続的に怪我に見舞われており、出場試合数やパフォーマンスの安定が課題。
- ターンオーバーの多さ
- 強引なドリブルやパスミスがみられ、オフェンスの起点としては判断力の向上が必要。
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Stats(スタッツ)
PER | 15.9 |
BPM | 0.7 |
OBPM | 1.6 |
DBPM | -0.9 |
USG% | 26.3% |
TS% | 56.9% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
