コリン・セクストンとダリアス・ガーランドを中心に、プレーオフ戦線を目指すクリーブランド・キャバリアーズの2021-22シーズンの展望をご紹介します。
2020-21シーズン:振り返り
シーズン勝敗 | 22勝50敗(勝率.306) |
プレーオフ結果 | プレーオフ未出場 |
OFF RATING | 105.8(28th/30) |
DEF RATING | 114.4(25th/30) |
NET RATING | -8.6(28th/30) |
コリン・セクストンとダリアス・ガーランドの次世代スター候補が開花しつつあり、特にセクストンは平均得点でリーグで18位にランクインした。ガーランドも3Pシュートを中心に大幅にシュート成功率が向上し、平均17.4点、6.1アシストと及第点の数字を残している。この2人に加えて、複数ポジションを守れるアイザック・オコロ、シーズン途中に加入した若手リムプロテクターのジャレット・アレンと、各ポジションに若手コアが揃ってきたシーズンだった。
シーズン序盤は勝率5割前後を保っていたが、中盤以降は負けが込みだし、シーズン最後の1ヶ月で2勝15敗という成績に終わった。それを示すように、オフェンス(28位)もディフェンス(25位)もリーグ下位の数字となっている。
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https://www.youtube.com/watch?v=ZJsaHS7L_TA
2021-22シーズン:プレビュー(2021年9月8日時点)
開幕ロスター
r:ルーキー tw:2way契約 ( ):怪我
PG | ダリアス・ガーランド | リッキー・ルビオ イートワン・モア |
SG | コリン・セクストン | ディラン・ウィンドラー デンゼル・バレンタイン |
SF | アイザック・オコロ | シェド・オスマン ラマー・スティーブンス |
PF | ラウリー・マルッカネン | ケビン・ラブ ディーン・ウェイド フィオンドゥ・カベンゲリ |
C | ジャレッド・アレン | エヴァン・モーブリー(r) タッコ・フォール |
キャバリアーズは早々に「ヤング・コア」の一角として期待されるアレンと再契約し、ベテランPGのリッキー・ルビオを獲得した。アレンは健康であればリムプロテクターやフィニッシャーとして期待でき、ダブル・ダブルが計算できる。また、ルビオは試合経験が豊富でゲームメイクに長けている。国際試合での活躍も記憶に新しく、ガーランドの教育係として最適だ。
ドラフトではアスレチック型ビッグマンのエバン・モーブリーを指名するも、サマーリーグをみるにモーブリーはNBAレベルに適応するには時間がかかりそうだ。一方で、3チーム間トレードでラウリー・マルッカネンを獲得。マルッカネン獲得は少々ギャンブル性があるが、健康であればマルチフォワードとして低迷したオフェンスを牽引することができる。モーブリーとマルッカネンの加入によって、ケビン・ラブの放出は時間の問題となりそうだ。
先発レベルでは若手スター候補を複数配置した面白いメンバーが揃ったが、控えは薄く、JB・ビッカースタッフHCの戦術にも疑問が残る。プレーオフ進出は厳しそうだが、ケミストリー次第では3年前のブルックリン・ネッツのように東のダークホースになる可能性はなくはないだろう。
注目選手:コリン・セクストン

スコアラーとして開花しているセクストンだが、ボールを独占するプレースタイルはチーム全体のオフェンス・レーティングを低迷させている要因の1つになっている。昨シーズン中に「ブラックホール」と揶揄されたほどボール保持時間が長く、周りの選手が止まる時間が目立つ。1on1に強みがある選手なのでボール保持が長くなるのは致し方ない面もあるが、プレーメイクをガーランドに任せることができればチームとしてより高みに登ることができるだろう。
また、得点力は折り紙つきだが、セクストン放出の噂は根強く残っている。
セクストンとガーランドのスモールガード体制を維持するのか、セクストンを放出してガーランド中心にでチーム構築するのかなど、セクストンの去就は今後数年のキャバリアーズの行き先を決めそうだ。