(2025/7/2 更新)
マイルズ・ターナーは1996年3月24日生まれ、テキサス州出身のセンター。高校時代からブロック能力とアウトサイドシュートを兼ね備えたビッグマンとして注目を集め、マクドナルド・オール・アメリカンにも選出された。大学はテキサス大学に進学し、1年在籍後に2015年NBAドラフトにアーリーエントリーし、全体11位でインディアナ・ペイサーズに指名された。以降、ペイサーズ一筋でプレーし、リーグ有数のリムプロテクターとして定評を得ている。2020年と2021年にはリーグ1位のブロック数を記録し、2022–23シーズンには平均キャリアハイの18.0得点、7.5リバウンド、2.3ブロックと攻守両面で成長を遂げた。
Profile(プロフィール)

氏名 | Myles Turner (マイルズ・ターナー) |
生年月日 | 1996年3月24日 |
出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州ベッドフォード |
身長 / 体重 | 211cm / 117kg |
出身校 | テキサス大学 |
ポジション | C |
ドラフト | 2015年ドラフト11位 |
引退 | – |
所属チーム | 2015 – 2025:IND(ペイサーズ) 2025 – :MIL(バックス) |
主な受賞歴 | ブロック王(2019, 2021) オールルーキー 2nd チーム(2016) |
Play Style(プレースタイル)
リムプロテクトとアウトサイドシュートを両立する理想的なストレッチ5
現代NBAにおける理想的な「ストレッチ・ファイブ」であり、リムプロテクターとアウトサイドシュートの両立を武器とするビッグマンである。ディフェンスでは鋭いタイミングのブロックでインサイドの守護神として君臨。2020–21シーズンには平均3.4ブロックでリーグ1位を記録した実績を持つ。1on1よりもヘルプディフェンスでの存在感が際立ち、ペイント周辺のシュート効率を大幅に低下させる影響力がある。
一方、オフェンスでは近年スリーポイントの精度が向上し、2022–23シーズンには3P成功率37.3%(試投数4.0本)を記録。ピック&ポップでのスリーポイント、トランジションでのトレーラーとしての得点能力も評価されている。また、ミドルレンジやフリースローライン周辺からのショットも安定し、得点面での貢献が増している。
ただし、ポストアップや自らクリエイトする能力は限定的で、エーススコアラーというよりは脇を固める万能型ビッグマンといえる。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 4
- リムプロテクトテクション
- ヘルプディフェンスに優れ、タイミングと位置取りの良さでドライブを封じる。
- ストレッチ能力
- ビッグマンとして3P成功率が高水準で、スペーシングを確保できるセンター。
- フリースローの安定感
- ビッグマンとしてはフリースローが安定しており、試合終盤でも起用可能。
- リバウンド
- 平均リバウンドが7〜8本程度とセンターとしては控えめで、セカンドチャンスを許す傾向がある。
- ポストムーブやアイソレーションでの得点力
- インサイドでのフィジカルなフィニッシュは得意でなく、打たされるシュートが散見される。
- ファウルトラブル
- 積極的にブロックショットを狙うため、ファウルが増える傾向にある。
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Stats(スタッツ)
PER | 17.3 |
BPM | 0.8 |
OBPM | -0.2 |
DBPM | 1.0 |
USG% | 20.0% |
TS% | 59.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
