Profile(プロフィール)
氏名 | Reggie Miller (レジー・ミラー) |
生年月日 | 1965年8月24日 |
出身地 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) |
身長 / 体重 | 201cm / 89kg |
出身校 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州リバーサイド |
ポジション | SG |
ドラフト | 1987年ドラフト11位 |
所属 | 1987 – 2005:IND |
受賞歴 | All NBA 3rd Team(3回) All Rookie 2nd Team オールスター出場(5回) 永久欠番(IND) 殿堂入り |
引退 | 2005年 |
Stats(スタッツ)
- オフェンス
- 5
- 人気
- 4
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 4
- ディフェンス
- 3
PER | 18.4 |
BPM | 3.5 |
OBPM | 3.7 |
DBPM | -0.2 |
USG% | 21.6% |
WS/48 | .176 |
TS% | 61.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
Play Style(プレースタイル)
数々の逆転劇を演じた、歴史に残るクラッチプレーヤー
Reggie Miller(レジー・ミラー)はUCLA時代から優れたシューターとして知られ、1987年のNBAドラフトで全体11位でインディアナ・ペイサーズに指名された。18年に渡るNBAキャリアをペイサーズ一筋で過ごし、現役当時はもちろん、現代でもフランチャイズの顔となっている。90年代後半から00年代前半において強豪であり続けたペイサーズのエースプレーヤだったが、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズや、シャキール・オニール&コービー・ブライアントを中心に三連覇を達成したロサンゼルス・レイカーズに阻まれた。
類まれなオフボールムーブと、独特のフォームから放たれる3Pシュートを武器に通算得点25,279点(歴代15位)、3ポイントシュート成功数2,560本(当時1位)という記録を残した。また、クラッチタイムに強く、90年代のニューヨーク・ニックスとの試合でみせた9秒8得点試合や、POでのニュージャージー・ネッツ相手に2度のOTにもちこむ決勝弾を放つなど、NBA史に残る数々の試合を残している。
正確無比な3Pシュート
独特のシュートフォームから放たれ、高いアーチを描く3Pシュートは正確無比。現代ほど3Pシュートが重要視されていなかった90年代〜00年代のNBAにおいて、シュート力を武器に得点を積み重ねた。特にオフボールでの動きに優れており、スクリーンを使ったキャッチ&シュートを得意としていた。
歴史に残る数々のクラッチシュート
試合終盤のクラッチタイムでの勝負強さはNBAの歴史の中でも随一で、プレッシャーがかかる場面で能力を発揮した。特に1994年のプレーオフでのニックス戦での8.9秒間に9得点を挙げた試合は、NBAにおける伝説に試合の1つとなっている。
持久力と、心身の強さ
NBA選手としては細身でありながら、フィジカル要素が強かった90年代のNBAにおいても怪我による欠場がほとんどなかった。また、スター選手相手にもトラッシュトークを仕掛ける精神力、試合終盤まで高いパフォーマンスを維持できる持久力と、心身ともに強い選手だった。
守備力
NBAのトップ選手と比べると身体能力は平均以下であり、スピードやフィジカルを武器としている選手に対するディフェンスは課題とされた。また、チームディフェンスについても穴となる場面が少なくなく、平均以下と評された。
オフェンスのバリエーション
歴史に名が残る3Pシューターである反面、ドライブやミドルシュートはそこまで得意ではなく、それをカバーするためのオフボールムーブの取得でもあった。それゆえに相手ディフェンスの強度によってはオフェンスのリズムを掴めないことも少なくなかった。
リバウンドの弱さ
SGとしては平均的な身長であったが、フィジカルに長けたビッグマンが多かった時代背景と、アウトサイドを主戦場とするプレースタイルが相まって、他のスターSGと比べてリバウンドは少なかった。これはセカンドチャンスやトランジションの際の制限する要因となった。
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