(2025/5/14 更新)
レジー・ミラーは1965年8月24日、カリフォルニア州リバーサイド生まれ。UCLAでの4年間を経て、1987年のNBAドラフトでインディアナ・ペイサーズから全体11位指名を受けて入団。以降、2005年の引退まで18シーズンをペイサーズ一筋でプレーし、チームの象徴的存在として知られる。特に1990年代には東の強豪として活躍し、1994年や1995年のプレーオフでの活躍は「マディソン・スクエア・ガーデンの悪夢」として語り継がれている。1999–2000シーズンにはペイサーズをNBAファイナルに導いた。通算得点は25,279点、通算3P成功数2,560本は引退時点で歴代最多。2012年にバスケットボール殿堂入り。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Reggie Miller (レジー・ミラー) |
| 生年月日 | 1965年8月24日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州リバーサイド |
| 身長 / 体重 | 201cm / 89kg |
| 出身校 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) |
| ポジション | SG |
| ドラフト | 1987年ドラフト11位 |
| 引退 | 2005年 |
| 所属チーム | 1987 – 2005:IND(ペイサーズ) |
| 主な受賞歴 | オールNBA 3rd チーム(1995, 1996, 1998) オールスター出場(1990, 1995, 1996, 1998, 2000) 永久欠番(IND) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
NBA史に残る数々の逆転劇を演じた稀代のクラッチシューター
NBA史上でも屈指のシュート精度を誇るスナイパータイプのシューティングガードで、特に3ポイントシュートを武器とした選手だった。オフボールムーブに優れ、スクリーンを駆使してスペースを作り出す動きは極めて巧妙。キャッチ&シュートの精度は非常に高く、ディフェンダーとの距離がなくてもコンスタントにシュートを決めた。
また、クラッチシチュエーションでの勝負強さは群を抜いており、試合終盤で重要なショットを沈める能力に長けていた。身体的には特別なフィジカルを持っていたわけではないが、バスケットボールIQと精神力、スタミナでそれを補っていた。ディフェンスでは突出していたわけではないが、チームディフェンスにはしっかりと貢献していた。また、キャリア晩年にはリーダーシップやゲームメイキングにも優れ、若手への影響力も強かった。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 3
- クラッチタイムでの勝負強さ
- 「8.9秒で8得点」に代表されるように、極限状況で圧倒的な集中力と勝負強さで逆転劇を演出。
- ロングシュート精度
- シュートレンジが広く、キャリアを通して高いFG成功率を誇る。
- オフボールムーブとポジショニング
- オフボール時にはスクリーンを多用し、絶えず動き続けることでフリーになる技術に優れている。
- フィジカル
- ハードコンタクトを伴うプレーには精彩を欠くことがあった。
- プレーメイク力
- オフェンス時には自身が打ち切ることが多く、味方へのアシストは限定的。
- 対人ディフェンス
- ポジショニングには長けているが、1on1でのディフェンスにおいては苦労する場面がある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 18.4 |
| BPM | 3.5 |
| OBPM | 3.7 |
| DBPM | -0.2 |
| USG% | 21.6% |
| TS% | 61.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



