(2025/5/20 更新)
スコッティ・ピッペンは1965年9月25日、アーカンソー州ハンブルグ出身。セントラル・アーカンソー大学で無名の選手だったが、驚異的な身体能力と成長を遂げ、1987年NBAドラフトでシアトル・スーパーソニックスに全体5位で指名され、その後すぐにシカゴ・ブルズにトレードされた。マイケル・ジョーダンとの黄金コンビで、1990年代のブルズ王朝を支え、NBAチャンピオンに6度(1991–1993, 1996–1998)輝いた。通算17シーズンにわたり、ブルズ、ロケッツ、トレイルブレイザーズで活躍。オールスター選出7回、オールディフェンシブ・チーム10回選出。2004年に引退。2010年にはバスケットボール殿堂入りを果たした。
Profile(プロフィール)

氏名 | Scottie Pippen (スコッティ・ピッペン) |
生年月日 | 1965年9月25日 |
出身地 | アメリカ合衆国 アーカンソー州ハンブルク |
身長 / 体重 | 203cm / 103kg |
出身校 | アーカンソー中央大学 |
ポジション | SF |
ドラフト | 1987年ドラフト5位 |
引退 | 2004年 |
所属チーム | 1987 – 1998:CHI(ブルズ) 1998 – 1999:HOU(ロケッツ) 1999 – 2003:POR(ブレイザーズ) 2003 – 2004:CHI(ブルズ) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(1991-1993, 1996-1998) スティール王(1995) オールNBA 1st チーム(1994-1996) オールNBA 2nd チーム(1992, 1997) オールNBA 3rd チーム(1993, 1998) オールディフェンシブ 1st チーム(1992-1999) オールディフェンシブ 2nd チーム(1991, 2000) オールスター出場(1990, 1992-1997) オールスターMVP(1994) 永久欠番(CHI) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
MJの相棒として2度の3連覇を支えた歴代最高のNo.2
「ポイント・フォワード」の先駆者として知られ、身長203cmながらボールハンドリング、コートビジョン、パス能力に優れ、司令塔としても機能した。特にトランジション時の判断力と加速力は驚異的で、速攻では自ら得点するだけでなく、味方に完璧なパスを通した。またディフェンスではオールタイム屈指のウィングディフェンダーとして知られ、1番から4番まで守れる万能性を持ち、スティールやヘルプディフェンスで試合を支配。キャリア平均は16.1得点、6.4リバウンド、5.2アシスト、2.0スティールで、スタッツに表れにくい「影の支配者」としての役割が大きかった。ジョーダンが不在だった1993-94シーズンにはチームを牽引し、MVP投票3位に食い込む活躍を見せ、真のオールラウンドプレーヤーであることを証明した。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 5
- ディフェンスの万能性
- フィジカルを活かして相手エースを抑えるだけでなく、ヘルプディフェンスにも対応。
- プレーメイキング能力
- 優れた視野とパスセンスを持っており、”ポイントフォワード”として機能。
- トランジションへの切り替え
- ディフェンスからオフェンスへの切り替えが早く、速攻でのスコアリングで貢献。
- スコアリングの安定性
- ハーフコートオフェンス時のジャンプシュートやフリースロー成功率に波がある。
- 勝負所でのメンタル
- クラッチタイムでの決定力やリーダーシップの不足。
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Stats(スタッツ)
PER | 18.6 |
BPM | 4.1 |
OBPM | 2.3 |
DBPM | 1.8 |
USG% | 22.5% |
TS% | 53.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
