タイリース・ハリバートンは2000年2月29日、ウィスコンシン州オシュコシュ生まれのポイントガード。高校時代から高いバスケットIQとパスセンスで注目され、アイオワ州立大学(Iowa State University)に進学。2年目の2019–20シーズンには平均15.2得点、6.5アシスト、5.9リバウンド、2.5スティールというオールラウンドな活躍を見せ、NBAスカウトの評価を急上昇させた。
2020年NBAドラフトでサクラメント・キングスに全体12位で指名され、即戦力として活躍。ルーキーイヤーから冷静なゲームメイクと高精度の3Pで注目を集めた。2022年2月、トレードでインディアナ・ペイサーズへ移籍。移籍後はチームの中心として飛躍し、2023–24シーズンには初のオールスター選出、さらにアシスト王争いの常連となるまで成長した。
Profile(プロフィール)

氏名 | Tyrese Haliburton (タイリース・ハリバートン) |
生年月日 | 2000年2月29日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ウィスコンシン州オシュコシュ |
身長 / 体重 | 196cm / 84kg |
出身校 | アイオワ州立大学 |
ポジション | PG / SG |
ドラフト | 2020年ドラフト12位 |
引退 | – |
所属チーム | 2020 – 2022:SAC(キングス) 2023 – :IND(ペイサーズ) |
主な受賞歴 | アシスト王(2024) All NBA 3rd Team(2024) All Rookie 1st Team(2021) オールスター出場(2023, 2024) |
Play Style(プレースタイル)
卓越したパスセンスと勝負強さをもった次世代PG
卓越したゲームコントロール能力とパスセンスである。特にピック&ロールからの判断力はリーグ屈指で、リムランナーやシューターを効果的に活かす視野とタイミングを持つ。また、彼のアシスト数は2023–24シーズンで平均10.9本とリーグトップクラスに達し、パサーとしての地位を確立している。
得点面でも独特なフォームながら高精度な3ポイントシュート(2023–24年は3P成功率36.4%)を持ち、プルアップやステップバックからも得点できる。トランジション時のスピードと判断力も高く、速攻の起点として優れている。
また、ターンオーバーが比較的少なく(TO数:平均2.5前後)、効率的なオフェンスを構築できる点も強み。ディフェンスではサイズ(6’5″ / 196cm)とウィングスパン(約6’8″)を活かしたパッシングレーンの読みやヘルプディフェンスに優れているが、1on1の対人守備には課題を残している。
- オフェンス
- 5
- 人気
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 5
- ディフェンス
- 3
- 効率的なスペーシングを利用したロングレンジの3Pシュート
- 卓越したコートビジョンを活かした正確なパスと展開力
- クラッチシーンでの勝負強さ
- 対人ディフェンスでの対応
- 怪我による好不調の波
スマホでの動画閲覧はコチラから
Stats(スタッツ)
PER | 20.1 |
BPM | 4.3 |
OBPM | 4.4 |
DBPM | -0.1 |
USG% | 20.7% |
TS% | 61.2% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
