(2025/5/18 更新)
タイリース・ハリバートンは2000年2月29日、ウィスコンシン州オシュコシュ生まれのポイントガード。高校時代から高いバスケットIQとパスセンスで注目され、アイオワ州立大学に進学。2年目の2019–20シーズンには平均15.2得点、6.5アシスト、5.9リバウンド、2.5スティールというオールラウンドな活躍を見せ、NBAスカウトの評価を急上昇させた。2020年NBAドラフトでサクラメント・キングスに全体12位で指名され、即戦力として活躍。ルーキーイヤーから冷静なゲームメイクと高精度の3Pで注目を集めた。2022年2月、トレードでインディアナ・ペイサーズへ移籍。移籍後はチームの中心として飛躍し、2023–24シーズンには初のオールスター選出、さらにアシスト王争いの常連となるまで成長した。
Profile(プロフィール)

氏名 | Tyrese Haliburton (タイリース・ハリバートン) |
生年月日 | 2000年2月29日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ウィスコンシン州オシュコシュ |
身長 / 体重 | 196cm / 84kg |
出身校 | アイオワ州立大学 |
ポジション | PG / SG |
ドラフト | 2020年ドラフト12位 |
引退 | – |
所属チーム | 2020 – 2022:SAC(キングス) 2023 – :IND(ペイサーズ) |
主な受賞歴 | アシスト王(2024) オールNBA 3rd チーム(2024, 2025) オールルーキー 1st チーム(2021) オールスター出場(2023, 2024) |
Play Style(プレースタイル)
卓越したパスセンスと勝負強さをもった次世代PG
卓越したゲームコントロール能力とパスセンスである。特にピック&ロールからの判断力はリーグ屈指で、リムランナーやシューターを効果的に活かす視野とタイミングを持つ。また、彼のアシスト数は2023–24シーズンで平均10.9本とリーグトップクラスに達し、パサーとしての地位を確立している。
得点面でも独特なフォームながら高精度な3ポイントシュートを持ち、プルアップやステップバックからも得点できる。トランジション時のスピードと判断力も高く、速攻の起点として優れている。
また、ターンオーバーが比較的少なく、効率的なオフェンスを構築できる点も強み。ディフェンスではサイズとウィングスパンを活かしたパッシングレーンの読みやヘルプディフェンスに優れているが、1on1の対人守備には課題を残している。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 2
- 卓越したパスセンスとコートビジョン
- ピック&ロールからの展開に強く、状況に応じて正確なパスを供給する。
- ターンオーバーの少なさ
- メインハンドラーながら無理なプレーをせず、最適なプレー選択ができる。
- クラッチタイムでの勝負強さ
- シュート選択が正確で3P成功率が高く、特にクラッチ場面でのスコアリングに優れる。
- 対人ディフェンスでの対応
- ディフェンス時にフィジカルコンタクトやスピードに対応しきれないことがある。
- ペイント内での信頼感
- フィジカルが求められるリム周辺でのシュート成功率が安定しない。
- 怪我による好不調の波
- 怪我によってパフォーマンスの波が激しく、継続的パフォーマンスの向上が課題。
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Stats(スタッツ)
PER | 20.1 |
BPM | 4.8 |
OBPM | 4.9 |
DBPM | -0.1 |
USG% | 21.4% |
TS% | 60.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
