NBA史上、最も支配的なビッグマンの1人であるシャキール・オニールについて紹介します。（更新日：2024/1/8）
Profile（プロフィール）
| 氏名 | Shaquille O’Neal （シャキール・オニール） |
| 生年月日 | 1972年3月6日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州ニューアーク |
| 身長 / 体重 | 216cm / 147kg |
| 出身校 | ルイジアナ州立大学 |
| ポジション | C |
| ドラフト | 1992年ドラフト1位 |
| 引退 | 2011年 |
| 所属チーム | 1992 – 1996：ORL（マジック） 1996 – 2004：LAL（レイカーズ） 2004 – 2008：MIA（ヒート） 2008 – 2009：PHX（サンズ） 2009 – 2010：CLE（キャバリアーズ） 2010 – 2011：BOS（セルティクス） |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝（4回） ファイナルMVP（3回） シーズンMVP（1回） 得点王（2回） All NBA 1st Team（8回） All NBA 2nd Team（2回） All NBA 3rd Team（4回） All Defensive 2nd Team（3回） 新人王 All Rookie 1st Team オールスター出場（15回） オールスターMVP（3回） 永久欠番（LAL、MIA、ORL） 殿堂入り |
Play Style（プレースタイル）
- オフェンス
- 5
- 人気
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 3
- ディフェンス
- 4
| PER | 26.4 |
| BPM | 5.1 |
| OBPM | 4.4 |
| DBPM | 0.7 |
| USG% | 29.5% |
| WS/48 | .208 |
| TS% | 58.6% |
PER ：実力指数。リーグ平均は15。
BPM ：選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM：攻撃でチームに与える影響（0で先発クラス）
DBPM：守備でチームに与える影響（0が先発クラス）
USG%：その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48：48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% ：全シュートを考慮したシュート確率。
NBAism管理人サイズ／身体能力／技術を揃えた歴代最高レベルの支配力
216cm／147kgという巨体ながら、コーストtoコーストでボールを運べるだけの走力とハンドリング技術、「シャック・アタック」と呼ばれるゴールを破壊するほどの強靭なフィジカルでインサイドを支配した。全盛期のシャックを正攻法で止めることは不可能であり、ポストプレーでは相手ビッグマンにトリプルチームを掛けられても問題なく圧倒的パワーでダンクを叩き込む。また見た目によらず、コートビジョンが広くパスワークも苦にしない。唯一の弱点は52.7%という成功率のフリースローで、対戦相手は ” ハック・ア・シャック ”戦略で意図的にファウルをするしかなかった。
コービー・ブライアントとの共闘と確執
マジックにドラフトされ、マイケル・ジョーダンの後継者と呼ばれた若手スターのアンファニー・”ペニー”・ハーダウェイとタッグを組み3年目にはチームをNBAファイナルに導いた。その後、レイカーズに移籍し、若き日のコービー・ブライアントと三連覇を達成。全盛期だったシャックは圧倒的な支配力を発揮し、3年連続でファイナルMVPを獲得した。しかし、徐々に支配力を増していたコービーとは主導権を巡って対立し、チームを去ることになった。コービーとの共闘が続いていれば史上最高の王朝を築いた可能性があっただけに、この確執はNBAの歴史を変えた出来事だったといえる。
明るいキャラクターで、現在はアナリストとして活躍
現役時代は58.2%という驚異的なFG成功率を誇り、数々の歴史的記録を残したシャックだが、現役時代から明るい性格でジョークを言ったり、ダンスしたりとエンターテイナーとしても注目されていた。引退後はスポーツアナリストとして「Inside the NBA」という解説番組に出演している。また、現役選手に厳しいコメントをすることも少なくないが、基本的には良いプレーはきちんと褒める。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/3VlMSo7AXow?si=9pxMxpDPW5syvF0v
Stats（スタッツ）
| レギュラーシーズン | プレーオフ | |
| 出場試合数（G） | 1,207 | 216 |
| 出場時間（MIN） | 34.7 | 37.5 |
| 得点（PTS） | 23.7 | 24.3 |
| FG成功率（FG％） | .582 | .563 |
| 3P成功率（3P%） | .045 | .000 |
| FT成功率（FT％） | .527 | .504 |
| リバウンド（REB） | 10.9 | 11.6 |
| アシスト（AST） | 2.5 | 2.7 |
| スティール（STL） | 0.6 | 0.5 |
| ブロック（BLK） | 2.3 | 2.1 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference（英語：外部サイト）へ
