(2025/5/22 更新)
ドウェイン・ウェイドは1982年1月17日、イリノイ州シカゴ生まれ。マケット大学でプレーし、2003年のNBAドラフトでマイアミ・ヒートから全体5位指名を受けてNBA入り。ルーキーイヤーから即戦力として活躍し、2006年にはシャキール・オニールとともにヒートを球団初のNBAチャンピオンに導いた。特にファイナルMVPに輝いたこの年の活躍は伝説的で、6試合平均34.7得点を記録した。その後もレブロン・ジェームズ、クリス・ボッシュとの「ビッグ3」で2012年・2013年に連覇を達成。キャリア終盤にはブルズやキャバリアーズでもプレーしたが、2019年にヒートで引退。通算得点23,165点、オールスター選出13回、2023年にバスケットボール殿堂入りを果たしている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Dwyane Wade (ドウェイン・ウェイド) |
生年月日 | 1982年1月17日 |
出身地 | アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ |
身長 / 体重 | 193cm / 100kg |
出身校 | マーケット大学 |
ポジション | SG / PG |
ドラフト | 2003年ドラフト5位 |
引退 | 2019年 |
所属チーム | 2003 – 2016:MIA(ヒート) 2016 – 2017:CHI(ブルズ) 2017 – 2018:CLE(キャバリアーズ) 2018 – 2019:MIA(ヒート) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(2006, 2012, 2013) ファイナルMVP(1回) 得点王(2009) オールNBA 1st チーム(2009, 2010) オールNBA 2nd チーム(2005, 2006, 2011) オールNBA 3rd チーム(2007, 2012, 2013) オールディフェンシブ 2nd チーム(2005, 2009 ,2010) オールルーキー 1st チーム(2004) オールスター出場(2005-2016, 2019) オールスターMVP(2010) 永久欠番(MIA) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
爆発的なスピードと体幹の強さで得点を量産する”FLASH”
身長193cmとシューティングガードとしては決してサイズに恵まれていたわけではないが、爆発的なスピードとアジリティ、そして高いバスケットIQを武器に平均20点以上を安定して記録できるスコアラーとして活躍。特にドライブの切れ味はリーグ屈指で、ファウルを誘発しながらも高確率でレイアップやフローターを沈める。キャリア通算フリースロー試投数は約7,000本に達し、試合終盤でも得点を量産できるクラッチプレイヤーとして知られた。
また、ミッドレンジジャンパーやポストアップでも巧みな技術を見せ、得点のバリエーションが豊富。守備面でも高い身体能力を活かした1on1ディフェンスと、ブロック・スティールの両面で貢献。キャリア平均1.6スティール、0.8ブロックはSGとして非常に優秀。2008-09シーズンには得点王(30.2得点)を獲得している。ハードにプレーするスタイルはしばしば故障を招いたが、精神的なタフさとリーダーシップでチームを引っ張る存在だった。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 5
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 4
- ドライブ力とフィニッシュ能力
- スラッシャーとしてリーグ随一で、コンタクトを受けながら巧みにフィニッシュできる。
- クラッチタイムでの勝負強さ
- 2006年ファイナルに代表されるように、大舞台で抜群の勝負強さを誇る。
- ブロックショット
- タイミングと読みが良く、スピードを活かしたブロックショットはポジション別で歴代トップクラス。
- 3Pシュートの精度
- キャリア通算で3P成功率は30%を切っている。
- オフボールでのスペーシング
- 1on1やドライブ主体であるため、オフボールでのスペーシング貢献は限定的。
- 健康維持
- コンタクトが多いプレースタイルゆえに欠場が多い。
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Stats(スタッツ)
PER | 23.5 |
BPM | 5.0 |
OBPM | 4.2 |
DBPM | 0.8 |
USG% | 31.4% |
TS% | 55.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
