(2025/5/22 更新)
クリス・ボッシュは1984年3月24日、テキサス州ダラス生まれのパワーフォワード / センター。高校時代から注目され、ジョージア工科大学に進学。1年目から頭角を現し、2003年のNBAドラフトで全体4位でトロント・ラプターズに指名された。NBA入り後すぐにスターターに定着し、ラプターズのエースとして活躍。2006年には初のオールスター選出を果たす。2010年にはマイアミ・ヒートに移籍し、レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイドとともに「ビッグ3」を形成。2012年・2013年にはNBAチャンピオンを連覇を果たし、その後もヒートの中核として活躍した。2015年以降は血栓症のためキャリアが早期終了。キャリア平均19.2得点、8.5リバウンド、11回のオールスター選出を誇り、2021年にバスケットボール殿堂入りを果たした。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Chris Bosh (クリス・ボッシュ) |
| 生年月日 | 1984年3月24日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州ダラス |
| 身長 / 体重 | 211cm / 107kg |
| 出身校 | ジョージア工科大学 |
| ポジション | PF / C |
| ドラフト | 2003年ドラフト4位 |
| 引退 | 2017年 |
| 所属チーム | 2003 – 2010:TOR(ラプターズ) 2010 – 2017:MIA(ヒート) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2012, 2013) オールNBA 2nd チーム(2007) オールルーキー 1st チーム(2004) オールスター出場(2006-2016) 永久欠番(MIA) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
得点力と勝負強さ、チームプレーを兼ね備えた万能型ビッグマン
現代型ビッグマンの先駆けともいえるオールラウンドなスキルを持つビッグマン。206cmの長身ながら俊敏性と柔軟な身体能力を兼ね備え、ポストプレーだけでなくミドルレンジや3ポイントでも得点できる多才なスコアラーだった。特にフェイダウェイやピック&ポップの精度が高く、2010年代前半のスペーシングバスケットに適応した選手の一人とされる。ディフェンス面でも優れたポジショニングとインテリジェンスを持ち、ヘルプディフェンスやピック&ロール守備で貢献。マイアミ移籍後はエースからサードオプションへと役割を変えつつも、勝利のためにディフェンスやストレッチの役割を受け入れ、チームに不可欠な存在となった。特に2013年ファイナル第6戦でのクラッチリバウンドとレイ・アレンへのアシストは象徴的。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 3
- ディフェンス
- 3
- ジャンプシュートの効率性
- ミドルレンジでのシュート精度が高く、ピック&ポップやハイポストからの得点効率が高い。
- 守備のインテリジェンスと機動力
- ビッグマンながら機動力があり、スイッチにも対応可能なフットワークと判断力を持つ。
- 献身性と対応力
- エースからロールプレイヤーへの転換を受け入れ、スタッツに拘らない献身性を持つ。
- ポストでの制圧力
- サイズの割にフィジカル勝負に強くなく、ポストスコアラーとしての運用には制限がある。
- リバウンドの安定感
- シュートレンジの広さとフィジカル不足により、ビッグマンとしてはリバウンド能力がやや低い。
- フィジカルコンタクトへの対応
- フィジカルディフェンダーに対しては押し込まれることがある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 20.6 |
| BPM | 1.9 |
| OBPM | -0.3 |
| DBPM | 2.2 |
| USG% | 24.6% |
| TS% | 57.1% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




