(2025/5/22 更新)
ドマンタス・サボニスは1996年5月3日、アメリカ・オレゴン州ポートランド生まれのリトアニア系アメリカ人。アルヴィダス・サボニスの息子として知られる。ヨーロッパの強豪クラブ、ウニカハ・マラガでプロデビュー後、アメリカに渡りゴンザガ大学で2年間プレー。2016年NBAドラフトでオーランド・マジックから1巡目11位指名を受け、その後すぐにトレードでオクラホマシティ・サンダーへ加入。翌年、ポール・ジョージとの大型トレードでインディアナ・ペイサーズへ移籍し、本格的に台頭。2020年と2021年にオールスターに選出され、リーグ有数のビッグマンへ成長した。2022年にはサクラメント・キングスへトレードされ、以降チームの再建を牽引し、2023年にはチームを17年ぶりのプレーオフ進出に導いた。
Profile(プロフィール)

氏名 | Domantas Sabonis (ドマンタス・サボニス) |
生年月日 | 1996年5月3日 |
出身地 | アメリカ合衆国 オレゴン州ポートランド |
身長 / 体重 | 208cm / 109kg |
出身校 | ゴンザガ大学 |
ポジション | C / PF |
ドラフト | 2016年ドラフト11位 |
引退 | – |
所属チーム | 2016 – 2017:OKC(サンダー) 2017 – 2022:IND(ペイサーズ) 2022 – :SAC(キングス) |
主な受賞歴 | リバウンド王(2023, 2024, 2025) オールNBA 3rd チーム(2023,2024) オールスター出場(2020, 2021, 2023) |
Play Style(プレースタイル)
ピック&ロールやハンドオフから得点を演出できるスキルフルビッグマン
現代NBAにおいて最も完成度の高い「パッシング・ビッグマン」の一人であり、センターまたはパワーフォワードとしてプレーする。身長211cm・体重109kgというサイズながら、俊敏なフットワークと卓越したバスケットボールIQを併せ持つ。特にハイポストやエルボーからのプレーメイキングを得意とし、2023-24シーズンには平均8.2アシストを記録。ピック&ロールやハンドオフから味方の得点を演出する能力はリーグ屈指で、オフェンスの要となっている。
また、インサイドでのフィニッシュ力も高く、同年にはフィールドゴール成功率59.4%を記録。さらに、リバウンドにも強く、2023-24シーズンにはリーグ1位となる平均13.7リバウンドをマークし、ダブルダブルを連発した。一方で、ディフェンスでは機動力やリムプロテクションの面で課題があり、守備力ではエリートビッグマンに一歩譲る。ただし、ポジショニングと読みの良さである程度補っている。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 4
- エリート級のパッシング能力
- センターながら視野が広く、バックドアパスを多用して味方へのアシストを演出する。
- リバウンド力の高さ
- ポジショニングとフィジカルを活かして、安定してリバウンドを確保する。
- 効率の良いインサイドスコアリング
- ペイント内での多彩なフィニッシュスキルを持っており、高確率で得点を重ねる。
- ディフェンスの柔軟性
- クイックネス不足により、リムプロテクションやピック&ロールへの対応が後手に回ることがある。
- ミドルショット 〜 3Pシュートの安定感
- アウトサイドシュートは不安定で、スペーシングへの貢献は限定的。
- フリースロー成功率の改善
- フリースローの安定感には少々欠け、クラッチタイムでの起用に影響。
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Stats(スタッツ)
PER | 20.5 |
BPM | 3.4 |
OBPM | 2.2 |
DBPM | 1.2 |
USG% | 21.9% |
TS% | 61.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
