(2025/5/22 更新)
マイク・ビビーは1978年5月13日生まれの元NBAポイントガードで、アリゾナ大学出身。1998年のNBAドラフト1巡目2位でバンクーバー・グリズリーズに指名され、1年目にサクラメント・キングスに移籍。キングスでは2000年代前半に絶頂期を迎え、2001-02シーズンから数年間、チームの主力ポイントガードとして活躍。特に2003-04シーズンには平均約18.4得点、7.1アシストを記録し、オールスター出場を果たした。堅実なゲームコントロールと冷静なシューティングでチームを牽引し、キングスの黄金期を支えた。2011年までにホークス、マイアミ・ヒート、ワシントン・ウィザーズなど複数チームを渡り歩き、キャリア通算成績は約14年間で平均14.7得点、6.1アシスト、2.9リバウンド、FG成功率43.3%、3P成功率36.6%を残している。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Mike Bibby (マイク・ビビー) |
| 生年月日 | 1978年5月13日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州チェリーヒル |
| 身長 / 体重 | 185cm / 86kg |
| 出身校 | アリゾナ大学 |
| ポジション | PG |
| ドラフト | 1998年ドラフト2位 |
| 引退 | 2012年 |
| 所属チーム | 1998 – 2001:VAN(グリズリーズ) 2001 – 2008:SAC(キングス) 2008 – 2011:ATL(ホークス) 2011 :WAS(ウィザーズ) 2011 :MIA(ヒート) 2011 – 2012:NYK(ニックス) |
| 主な受賞歴 | オールルーキー 1st チーム(1999) |
Play Style(プレースタイル)
プレーメイクと得点力を兼ね備えた勝負強い近代型PG
スマートなポイントガードとして知られ、プレーメイクと得点力のバランスに優れている。ドリブルからの冷静なショットセレクションを武器に、中距離シュートや3ポイントシュートで得点を稼ぎつつ、チームのオフェンスを的確にコントロールする。「効率的な得点供給者」でありながら、チームメイトを活かすアシストも高水準で、スピードや爆発力はトップクラスではないものの優れたバスケットボールIQとポジショニングの良さで身体能力をカバーしていた。
ディフェンス面では平均的で、積極的にスティールを狙うタイプではなかったものの、位置取りや判断力で守備の穴を最小限に抑えた。キングス時代は特にクリス・ウェバーらとともにオフェンスを支え、NBA屈指のトランジションオフェンスとセットプレーの精度を発揮。クラッチタイムにも強く、試合終盤のプレイメイクやシュートで何度もチームを救っている。「現代的なスコアリングPG」の先駆けともいえる。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 2
- 高いバスケットボールIQと冷静なゲームコントロール
- 試合の流れを読む力に長け、無駄なミスを減らしつつ、最適なパスやショットを選択できる。
- 高確率のシューティング
- ミドルレンジシュートと3Pシュートを組み合わせたバランスの良いスコアリング。
- クラッチプレイヤー
- 試合終盤の重要な局面でも冷静にプレーメイクやスコアリングする。
- スピードやアジリティの不足
- 瞬発力や身体能力は高くなく、身体能力の優れた選手には後手に回ることがあった。
- ディフェンス時のプレッシャー
- 積極的にプレッシャーをかけるタイプではなく、チームディフェンスへの貢献は限定的。
- オフェンスバリエーション
- ロングシュートを基盤とした安定したスコアリングの反面、ポストプレーなどは限られている。
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Stats(スタッツ)
| PER | 16.1 |
| BPM | 0.8 |
| OBPM | 1.6 |
| DBPM | -0.8 |
| USG% | 21.1% |
| TS% | 53.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




