2025/7/28:最新ロスターに更新しました。

【選手名鑑】Joel Embiid(ジョエル・エンビード)

  • URLをコピーしました!

(2025/5/23 更新)
ジョエル・エンビードは1994年3月16日、カメルーンのヤウンデに生まれる。もともとはバレーボール選手を目指していたが、15歳でバスケットボールに転向。カンパス・ムトンボの後押しもあり渡米し、フロリダ州の高校で頭角を現す。その後、カンザス大学に進学し、2013–14シーズンに1年生ながら全米の注目を集めた。2014年NBAドラフトでフィラデルフィア・76ersから全体3位指名を受けるも、度重なる怪我によりデビューは2016–17シーズンに持ち越された。そこから着実に成長を遂げ、リーグ屈指のセンターへと躍進。2022–23シーズンには得点王とMVPを同時に獲得し、その支配力とスキルは現代NBAでも群を抜いている。

目次

Profile(プロフィール)

氏名Joel Embiid
(ジョエル・エンビード)
生年月日1994年3月16日
出身地カメルーン
中央州ヤウンデ
身長 / 体重 213cm / 127kg
出身校カンザス大学
ポジションC
ドラフト2014年ドラフト1位
引退
所属チーム2014 – :PHI(シクサーズ)
主な受賞歴シーズンMVP(2023)
得点王(2022, 2023)
オールNBA 1st チーム(2023)
オールNBA 2nd チーム(2018, 2019, 2021, 2022)
オールディフェンシブ 2nd チーム(2018, 2019, 2021)
オールルーキー 1st チーム(2017)
オールスター出場(2018-2024)

Play Style(プレースタイル)

Embed from Getty Images

サイズとスキルを兼ね備えたオールラウンドなビッグマン

213cm、127kgのサイズを持つ正統派センターでありながら、現代的なスキルを兼ね備えたオールラウンドなビッグマン。ポストプレーではフィジカルとフットワークを活かして得点を重ね、フェイダウェイジャンパーやドリームシェイク的な動きも使いこなす。特にミドルレンジでのジャンプショット成功率は高く、2022–23シーズンにはMVPにふさわしい効率を記録。外からの3ポイントも放ち、ピック&ポップにも対応可能。また、フリースロー成功率はセンターとしては驚異的な約80%を誇り、クラッチタイムでも信頼される。守備面でもリムプロテクターとして優秀で、キャリア平均1.7ブロックを記録。インサイドの壁としての役割も大きい。近年ではプレイメイキング能力も向上しており、ダブルチームに対するパス処理も改善されている。彼のプレーは旧来の支配的センターと現代のストレッチ能力を融合した存在と言える。

  • オフェンス
    5
  • 勝負強さ
    2
  • テクニック
    3
  • 身体能力
    3
  • ディフェンス
    4
長所
  • スコアリングの多様性
    • ロングシュートも含めてセンターとしては極めて幅広い得点パターンを持っている。
  • フリースロー成功率
    • センターとしては高いフリースロー安定性を誇り、試合終盤にもボールを預けられる。
  • ディフェンスの柔軟性
    • サイズと反応の良さを兼ね備えたリムプロテクターで、1on1でも相手のシュートを制限できる。
短所 / 改善点
  • 怪我のリスク
    • キャリアを通じて怪我に悩まされており、プレイオフでの継続的な出場が課題。
  • ターンオーバーの多さ
    • ダブルチーム対処時に無理なパスやドリブルが多く、ターンオーバーが誘発される。
  • プレッシャー下での対応力
    • プレイオフでのパフォーマンスに波があり、大舞台での安定感に疑問が残る。

スマホでの動画閲覧はコチラから

Stats(スタッツ)

PER35.4
BPM6.8
OBPM5.2
DBPM1.6
USG%35.4%
TS%61.3%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

  • URLをコピーしました!
目次