シーズンMVPを受賞し、新時代のセンターの1人として活躍するジョエル・エンビードについて紹介します。(更新日:2024/1/21)
Profile(プロフィール)
氏名 | Joel Embiid (ジョエル・エンビード) |
生年月日 | 1994年3月16日 |
出身地 | カメルーン 中央州ヤウンデ |
身長 / 体重 | 213cm / 127kg |
出身校 | カンザス大学 |
ポジション | C |
ドラフト | 2014年ドラフト1位 |
引退 | – |
所属チーム | 2014 – :PHI(シクサーズ) |
主な受賞歴 | シーズンMVP(1回) 得点王(2回) All NBA 1st Team(1回) All NBA 2nd Team(4回) All Defensive 2nd Team(3回) All Rookie 1st Team(1回) オールスター出場(6回) |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 5
- 人気
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- ディフェンス
- 4
PER | 28.3 |
BPM | 6.9 |
OBPM | 5.2 |
DBPM | 1.7 |
USG% | 35.3% |
WS/48 | .222 |
TS% | 61.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
インサイドを制圧する圧倒的なオフェンス能力
身体能力が高く、オフェンススキルにおいては現役屈指のスキルセットをもつビッグマン。ローポストでのパワープレーからの1on1はもちろん、ディフェンダーをかわすステップ技術も併せ持っており、2023年時点で2度の得点王に輝くほどのペイントエリアでの圧倒的なオフェンス力を持っている。大型センターにも関わらず3Pシュートも3割半ばの確率で決めることができ、先述のステップ技術と合わせて非常に止めにくい選手となっている。また、ビッグセンターでありながらFT成功率は8割以上あり、ファウルゲームでも無類の強さを誇る。
リバウンドとブロックショットを併用するインサイド守備
圧倒的なオフェンス力を持つエンビードだが、ディフェンス面でも身体能力とステップ技術を活かしてインサイドの守備を堅甲なものにしている。また、リバウンドにも強く、2023年時点でルーキー年の2016-17シーズンを除いてシーズン平均10本以上のリバウンドを記録している。それにも関わらず、キャリア平均で1.7本のブロックショットを記録していることから、リムプロテクトとフォローリバウンドを明確に判断しているといえる。オールディフェンシブチームにも選ばれており、まさにインサイドの攻守の要となっている。
怪我が多く、プレータイムのコントロールが必須
2022-23シーズンに初のMVPに輝いた当代を代表するセンターの1人だが、エンビードのキャリアは常に怪我に悩まされている。2014年ドラフト前には疲労骨折が判明し、結果的に2シーズンを全休することとなった。また、その後も定期的に足の怪我に悩まされており、シーズンの20~40%を欠場することも少なくない。リーグ優勝を目指すにはエンビードの健康状態を維持することが絶対条件であり、日程的にも身体的にも負荷がかかるNBAシーズンではプレータイムのコントロールが求められる。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/AFVMmjRyzpg?si=s2n4fQokoP0WDLKZ
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 425 | 53 |
出場時間(MIN) | 32.0 | 34.6 |
得点(PTS) | 27.8 | 24.0 |
FG成功率(FG%) | .504 | .461 |
3P成功率(3P%) | .338 | .280 |
FT成功率(FT%) | .825 | .823 |
リバウンド(REB) | 11.2 | 10.9 |
アシスト(AST) | 3.6 | 2.8 |
スティール(STL) | 0.9 | 0.8 |
ブロック(BLK) | 1.7 | 1.8 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ