【NBA選手名鑑 #68】Kevin Garnett(ケビン・ガーネット)

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PFながらあらゆるスキルセットを高次元で合わせ持ち、現代NBAに大きな影響を与えたケビン・ガーネットについて紹介します。(更新日:2024/1/21)

目次

Profile(プロフィール)

氏名Kevin Garnett
(ケビン・ガーネット)
生年月日1976年5月19日
出身地アメリカ合衆国
サウスカロライナ州グリーンビル
身長 / 体重 211cm / 115kg
出身校ファラガット高校
ポジションPF / SF
ドラフト1995年ドラフト5位
引退2016年
所属チーム1995 – 2007: MIN(ティンバーウルブズ)
2007 – 2013: BOS(セルティックス)
2013 – 2015: BKN(ネッツ)
2015 – 2016: MIN(ティンバーウルブズ)
主な受賞歴リーグ優勝(1回)
シーズンMVP(1回)
最優秀守備選手(1回)
リバウンド王(4回)
All NBA 1st Team(4回)
All NBA 2nd Team(2回)
All NBA 3rd Team(2回)
All Defensive 1st Team(9回)
All Defensive 2nd Team(3回)
All Rookie 2nd Team
オールスター出場(15回)
オールスターMVP(1回)
永久欠番(BOS)
殿堂入り

Play Style(プレースタイル)

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  • オフェンス
    5
  • 人気
    5
  • 勝負強さ
    3
  • テクニック
    4
  • ディフェンス
    4
PER22.7
BPM5.6
OBPM3.5
DBPM2.1
USG%24.7%
WS/48.182
TS%54.6%

PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

NBAism管理人
90年代後半からのポテンシャルが高い高卒ルーキーの走りとなった選手!PFでありながらSFのようなプレーができることから、近代NBAのPF像の変化に大きく影響を与えたのは間違いないね。

高卒選手として、コービーやレブロンらの先達となる

ガーネットは高校時代から有名なプレーヤーで、メディアから全米年間最優秀選手に選ばれた経歴を持つ。当初はNCAAへの進学を志望していたが、学業の問題からNBAドラフトへのエントリーを表明した。1995年ドラフトでは約20年ぶりの高卒選手として指名されたが、当時は高卒選手の実績が少なかったこともあってドラフト順位が下がった一因だった。当初はフィジカル面で苦労したが、フィジカル面の強化によって歴代最高のPFの1人と言われるまでになった。2024年現在は高卒選手のドラフトエントリーは禁止されているが、ガーネットの成功はNBAの低年齢化を促進し、コービー・ブライアント、レブロン・ジェームズ、ドワイト・ハワードらの成功の先達となったと言われている。

7フッターの高身長で、あらゆるスキルを持つ“Mr. Everything”

公称211cmだが実際には213cm(7ft)以上あると言われており、抜群の機動力とスピードを持っているためSF~Cまでのポジションでプレーできる汎用性の高さを持っている。ポストプレーやカットインからのインサイドでの得点のみならず、ミドルレンジや3Pシュートも打つことができる。また、歴代5位の通算リバウンド数を誇るとともに、スティールやブロックもキャリア平均1を超えるほど安定したプレーを見せており、ディフェンスでも安定した数字を残している。あらゆる面で高いバスケット技術をもっており、”Mr. Everyting”と呼ばれた通り、近代NBAに大きな影響を与えた選手の1人である。

22年ぶりの優勝へと導いた、闘志剥き出しのリーダーシップ

ウルブズ時代にはMVP獲得をはじめ、リーグを代表するPFとして能力が高く評価されていたが、アンセルフィッシュなプレースタイル故に「勝負弱い」というレッテルを張られることも少なくなかった。この評価は長年ガーネットの足枷となっていたが、キャリア後半にセルティックスに移籍した後は持ち前のディフェンス力に加えて、チームの精神的支柱としてセルティクスを22年ぶりの優勝へ導いた。ガーネットは感情を剝き出しにするタイプのリーダーとしてチームを鼓舞すると同時に、マッチアップ相手に対しては苛烈なトラッシュトークを行っており、度を越えた発言も少なくなかったとされている。

↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/0mhUlZl3tyU?si=pJeJEifkJ6zugOyF

Stats(スタッツ)

              レギュラーシーズン プレーオフ 
出場試合数(G)1,462143
出場時間(MIN)34.536.9
得点(PTS)17.818.2
FG成功率(FG%).497.478
3P成功率(3P%).275.273
FT成功率(FT%).789.789
リバウンド(REB)10.010.7
アシスト(AST)3.73.3
スティール(STL)1.31.2
ブロック(BLK)1.41.3

↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

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