ドラフト下位指名からMIP候補となりながら、自我の強さが話題となるジョーダン・プールについて紹介します。(更新日:2024/1/29)
Profile(プロフィール)

氏名 | Jordan Poole (ジョーダン・プール) |
生年月日 | 1999年6月19日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ウィスコンシン州ミルウォーキー |
身長 / 体重 | 193cm / 88kg |
出身校 | ミシガン大学 |
ポジション | SG / PG |
ドラフト | 2019年ドラフト28位 |
引退 | – |
所属チーム | 2019 – 2023:GSW(ウォリアーズ) 2023 – :WAS(ウィザーズ) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(1回) |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 3
- 人気
- 2
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 2
- ディフェンス
- 1
PER | 13.4 |
BPM | -2.2 |
OBPM | -0.8 |
DBPM | -1.5 |
USG% | 26.1% |
WS/48 | 0.53 |
TS% | 55.8% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。

多彩な3Pシュートを駆使するスコアラー
プールの最大の武器は3Pシュートであり、3Pシュートのバリエーションは非常に多彩。キャッチ&シュートはもちろん、体制を崩しながらも的確にシュートを打つことができる。また、スクリーンを使ったセットプレーやドライブを活かしたオフェンスを繰り出すこともできる。2021-22シーズンには一時代を築いた”スプラッシュ・ブラザーズ”の後継者として期待されるほどの得点力を誇っていた。
自己中心的な言動でトラブルメーカー
チームを長年支えてきたステフィン・カリーやクレイ・トンプソンの後釜としての活躍が期待され、2022-23シーズン開幕前に4年140Mの大型契約を結んだ。しかし、この直後にチームの中核であるドレイモンド・グリーンと練習で殴り合いのトラブルが発生。プールが契約金の大きさからグリーンを煽ったとも言われており、これがプール放出の原因の1つとなった。ウィザーズ移籍後も自己中心的な言動が問題とされることが多く、評価を大きく下げている。
キャリアを占う、ディフェンスとオフボールの向上
ウォリアーズ在籍時には、バスケットIQの高さで評価されるドレイモンド・グリーンも評価するほどの才能を見せていたが、高額契約を機に課題とされていたボールハンドリングやディフェンスの改善が見えず、2024年1月時点では当初の期待以上の成長は見せられていない。ディフェンスはもちろん、オフェンスも自分でクリエイトできるタイプの選手ではないため、オフボールやディフェンスでの向上はNBAでのキャリアの重要な指標となりそうだ。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/Hj1q-Q_VV8Y?si=Bu7tJOgYLd9t3RCl
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 311 | 35 |
出場時間(MIN) | 26.7 | 25.4 |
得点(PTS) | 15.9 | 14.5 |
FG成功率(FG%) | .420 | .450 |
3P成功率(3P%) | .335 | .346 |
FT成功率(FT%) | .877 | .867 |
リバウンド(REB) | 2.6 | 2.6 |
アシスト(AST) | 3.4 | 3.7 |
スティール(STL) | 0.7 | 0.8 |
ブロック(BLK) | 0.3 | 0.3 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ

