(2025/5/24 更新)
ドミニク・ウィルキンスは1960年1月12日、フランス・パリでアメリカ軍人の家庭に生まれた。ジョージア大学でスター選手として活躍した後、1982年のNBAドラフトでユタ・ジャズから3位指名を受けるが、契約問題によりアトランタ・ホークスへトレードされる。以後、1980〜90年代を代表するスーパースターとしてホークスのエースを務め、在籍12シーズンで平均26.4得点を記録。通算得点は26,668点で、当時歴代トップ10入りを果たした。1994年にはアキレス腱断裂からの復活を果たしながらもチームを去り、クリッパーズ、セルティックス、スパーズなどを経て、最終的にはギリシャやイタリアのクラブでもプレー。1999年に現役を引退。2006年に殿堂入りを果たした。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Dominique Wilkins (ドミニク・ウィルキンス) |
| 生年月日 | 1960年1月12日 |
| 出身地 | フランス イル=ド=フランス地域圏パリ |
| 身長 / 体重 | 203cm / 104kg |
| 出身校 | ジョージア大学 |
| ポジション | SF |
| ドラフト | 1982年ドラフト3位 |
| 引退 | 1999年 |
| 所属チーム | 1982 – 1994:ATL(ホークス) 1994 :LAC(クリッパーズ) 1994 – 1995:BOS(セルティックス) 1996 – 1997:SAS(スパーズ) 1999 :ORL(マジック) |
| 主な受賞歴 | 得点王(1986) オールNBA 1st チーム(1986) オールNBA 2nd チーム(1987, 1988, 1991, 1993) オールNBA 3rd チーム(1989, 1994) オールルーキー 1st チーム(1983) オールスター出場(1986-1994) 永久欠番(ATL) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
アスレチック能力に優れ、爆発的なスコアリング能力を持つスコアラー
「爆発力と美しさを兼ね備えたスコアラー」。主にスモールフォワードとしてプレーし、身長201cm・体重104kgという体格から繰り出される圧巻のジャンプ力とフィジカルを武器に、豪快なダンクで観客を沸かせた。そのダイナミックなプレーぶりから「The Human Highlight Film(人間ハイライト)」の異名を取る。キャリアを通して平均24.8得点・6.7リバウンド・2.5アシストを記録し、得点王(1985-86シーズン/平均30.3得点)も1度獲得。アイソレーションから自らシュートを創出する力があり、ミッドレンジのジャンパーも得意。ディフェンス面ではムラがあるが、攻撃面における破壊力は時代を超えて語り継がれるレベルである。NBAスラムダンクコンテストでは1985年と1990年に優勝し、その名を不動のものとした。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 5
- ディフェンス
- 2
- 単体で打開できるスコアリング能力
- 相手のディフェンスシステムに関わらず、複数シーズンで平均30点近くを記録できる得点力。
- フィジカルと跳躍力を活かしたフィニッシュ
- ダンクコンテストを優勝するほどの爆発的な跳躍力でダンクを叩き込む。
- ミドルレンジシュートの精度
- ドライブだけでなく、ターンアラウンドジャンパーなどを駆使した1on1スキルに優れる。
- ディフェンスの安定性
- オフェンス思考が強く、ディフェンス時のポジショニングやローテーションに難があった。
- パス能力とコートビジョン
- フィニッシュ力に特化している一方、味方を活かすプレーにはやや難があった。
- 3Pシュートの試投率
- 成功率は悪くなかったが、(時代背景もあり)3Pシュートの展開は少なかった。
スマホでの動画閲覧はコチラから
Stats(スタッツ)
| PER | 21.6 |
| BPM | 3.2 |
| OBPM | 4.3 |
| DBPM | -1.1 |
| USG% | 30.3% |
| TS% | 53.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




