(2025/8/18 更新)
ジェイソン・テリーは1977年9月15日、ワシントン州シアトル生まれのガード。
アリゾナ大学でマイク・ビビーらと共にNCAA制覇を経験した後、1999年ドラフト10位でアトランタ・ホークスに指名された。1年目からスコアリングガードとして頭角を現し、ホークスに在籍していた5シーズンで平均16.2得点を記録。ダラス・マーベリックス移籍後は控え選手ながら試合の流れを変えるキーパーソンとして2008-09シーズンに6thマン賞を受賞。2011年にはダーク・ノヴィツキーらと共にNBAチャンピオンに輝く原動力となった。その後も複数のチームを渡り歩きながらキャリア通算19シーズンで12,527得点、キャリア通算3P成功数は2,200本超と、当時のリーグにおいて屈指のアウトサイドシューターだった。引退後は母校アリゾナ代母校アリゾナだ大学やユタ・ジャズなどでアシスタントコーチとして活躍している。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Jason Terry (ジェイソン・テリー) |
| 生年月日 | 1977年9月15日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル |
| 身長 / 体重 | 188cm / 82kg |
| 出身校 | アリゾナ大学 |
| ポジション | SG / PG |
| ドラフト | 1999年ドラフト10位 |
| 引退 | 2018年 |
| 所属チーム | 1999 – 2004:ATL(ホークス) 2004 – 2012:DAL(マーベリックス) 2012 – 2013:BOS(セルティクス) 2013 – 2014:BKN(ネッツ) 2013 :SAC(キングス) 2014 – 2016:HOU(ロケッツ) 2016 – 2018:MIL(バックス) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2011) 6thマン(2009) オールルーキー 2nd チーム(2000) |
Play Style(プレースタイル)
様々なオフェンスパターンを持つ、スコアリングに秀でたリーグ屈指の6thマン
ポイントガードとシューティーングガードを柔軟にこなすことができるコンボガードで、特にベンチからの得点力で高い評価を受けている。サイズ自体はややアンダーサイズであるが、キャッチ&シュートの精度が高く、自らドリブルでディフェンスを崩し、ステップバックやプルアップ3Pなど、多彩なスコアリングパターンを持つ。また、クラッチタイムにおいても冷静にプレーし、2011年ファイナルでは”BIG3″擁するマイアミ・ヒート相手に21得点を挙げるなど、ゲームの要所で得点できる勝負強さを持つ。アシスト能力も高く、キャリア平均4.4アシストを記録。
ディフェンスにおいてはアンダーサイズを機動力とポジショニングで補い、相手ガードを巧みにいなしてキャリア平均1.1スティールを記録している。「JET」の愛称で呼ばれ、得点後に飛行機パフォーマンスが有名。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 3
- アウトサイドシュートの精度
- キャリア通算3P成功率37.9%と当時としては高水準で、特にクラッチタイムでの成功率が高い。
- オフェンスの爆発力
- オフェンスバリエーションが多く、控えスタートながら試合の流れを変える得点力を持つ。
- リーダーシップ
- 大学時代から経験豊富で大舞台でも物怖じせず、フロアリーダーとしてチームの精神的支柱になった。
- サイズ不足
- サイズのミスマッチになりやすく、スイッチディフェンスやポストアップで不利になりやすい。
- フィニッシュの一貫性
- アウトサイドシュートは安定しているが、ペイント内でのフィニッシュでは当たり負けすることがある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 16.2 |
| BPM | 1.5 |
| OBPM | 1.8 |
| DBPM | -0.3 |
| USG% | 21.2% |
| TS% | 55.4% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




