(2025/10/14 更新)
ブリトニー・グライナーは1990年10月18日、テキサス州ヒューストン出身のセンター。
幼少期から類いまれなサイズと運動能力を持ち、男子との1on1でも圧倒するほどのスキルをもっていた。高校時代にはダンクを量産し、ベイラー大学ではキム・マルキーHCの元でプレーし、2012年にはチームを40勝0敗の全勝優勝に導き、NCAA女子バスケ史上屈指のインパクトを残した。同年のNCAAトーナメントでは1試合平均23.2得点・9.4リバウンド・5.2ブロックと支配的なパフォーマンスを記録し、2013年ドラフトでフェニックス・マーキュリーから1位指名を受けた。1年目からブロック王に輝くなど即戦力として台頭し、WNBA優勝や東京五輪金メダルなど輝かしい実績を築いている。2022年にロシアで逮捕拘束され、約1年後に政治取引にうよって解放された。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Brittney Griner (ブリトニー・グライナー) |
| 生年月日 | 1990年10月18日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 テキサス州ヒューストン |
| 身長 / 体重 | 206cm / 93kg |
| 出身校 | ベイラー大学 |
| ポジション | C |
| ドラフト | 2013年ドラフト1位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2013 – 2024:PHX(マーキュリー) 2025 – :ATL(ドリーム) |
| 主な受賞歴 | リーグ優勝(2014) 最優秀守備選手(2014, 2015) 得点王(2017, 2019) ブロック王(2013–2019, 2021) オールWNBA 1st チーム(2014, 2019, 2021) オールWNBA 2nd チーム(2015, 2017, 2018) オールディフェンシブ 1st チーム(2014, 2015, 2018) オールディフェンシブ 2nd チーム(2016, 2017, 2019, 2021) オールルーキー 1st チーム(2013) オールスター出場(2013–2015, 2017–2019, 2021–2024) |
Play Style(プレースタイル)
圧倒的な身体能力とサイズ、スキルセットをもつ現代型ビッグマン
BA史上もっとも支配的なインサイドプレイヤーの1人であり、身長206cm・ウイングスパン221cmというサイズを活かしてディフェンス時にショットブロックを量産する。
オフェンスでは左右両手でのフックショットやターンアラウンドジャンパー、エルボー付近からのフェイダウェイにも対応できるほど多彩で、サイズと身体能力を駆使したポストスコアリングやピック&ロールでのフィニッシュなど、徹底して「制空権」の掌握するスタイル。スキル面においても向上しており、ハイポストでのプレーメイクやダブルチームからの正確なキックアウトを身につけたことで、2021年にはキャリアハイの平均20.5得点・9.5リバウンド・2.7アシストとオールラウンドな数字を残した。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 3
- 身体能力
- 5
- ディフェンス
- 3
- リムプロテクト能力
- スイッチ後のリムプロテクション能力が高く、ハンドタイムが速いことで、ブロックを量産する。
- ポストスコアリングの多様性
- 左右でフックショットに対応し、ドロップステップやフェイダウェイなどバリエーションが豊富。
- メンタルの強さ
- ロシア拘束からの復帰後も平均17.5得点を記録するなど精神的な強さを見せ、リーダーシップも強い。
- アウトサイドシュート
- ハイポスト以上のシュートレンジでは消極的な場面が多く、スペーシングには寄与しない。
- ピック&ロールへの対応
- 相手のスイッチやヘッジに対する判断力が鈍く、フットスピードでは脆さを見せることがある。
- 感情のコントロール
- テクニカルファウルや感情的なプレーが問題視されたこともあり、ファウルトラブルに陥ることがある。
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Stats(スタッツ)
| PER | 24.4 |
| BPM | – |
| OBPM | – |
| DBPM | – |
| USG% | 25.1% |
| TS% | 60.9% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



