(2025/10/16 更新)
アンドレ・ミラーは1976年3月19日生まれ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身のポイントガード。
1999年ドラフトでクリーブランド・キャバリアーズから8位指名を受けてNBA入りし、NBAでは17シーズンに渡ってプレーし、キャリア通算1,304試合に出場、16,278得点・8,524アシストを記録した。安定したボールコントロールとテンポ管理に定評があり、ジャーニーマンとして複数チームに在籍しながらも、一貫して司令塔としてチームを牽引した。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Andre Miller (アンドレ・ミラー) |
| 生年月日 | 1976年3月19日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス |
| 身長 / 体重 | 191cm / 91kg |
| 出身校 | ユタ大学 |
| ポジション | PG |
| ドラフト | 1999年ドラフト8位 |
| 引退 | 2016年 |
| 所属チーム | 1999 – 2002:CLE(キャバリアーズ) 2002 – 2003:LAC(クリッパーズ) 2003 – 2006:DEN(ナゲッツ) 2006 – 2009:PHI(シクサーズ) 2009 – 2011:POR(ブレイザーズ) 2011 – 2014:DEN(ナゲッツ) 2014 – 2015:WAS(ウィザーズ) 2015 :SAC(キングス) 2015 – 2016:MIN(ウルブズ) 2016 :SAS(スパーズ) |
| 主な受賞歴 | アシスト王(2002) オールルーキー 1st チーム(2000) |
Play Style(プレースタイル)
安定したサイズとスキルを持つ、パスファーストの司令塔
典型的なパス型のポイントガードで、サイズを活かしてインサイドへのドライブを起点にプレーメイクすることに長けた司令塔。ドリブル時の緩急が巧みで、ディフェンスを引き伸ばすことでピック&ロールやアイソレーションから的確にアシストを生み出す。シュートについてはミドルレンジの精度が高く、3Pシュートはキャリアを通して試投数・成功率ともに控えめで、現代的なスペーシング面での貢献は多くない。俊敏性やクローズアウトの器用さが足りないため、ハイレベルのディフェンダー相手には苦戦することがあるものの、ドリブルを起点に試合スピードをコントロールする能力に長けていることで、結果的にチームのオフェンス効率を高めることができる。
ディフェンスにおいてはポジショニングとハンドチェックでプレッシャーをかけるが1on1で封じ込めるタイプではなく、チームディフェンスの流れの中でリバウンドやスティールで貢献することを特徴とする。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 3
- ゲームマネジメント力
- ピック&ロールや逆サイドへのカッティングを見逃さない配球眼を持ち、アシストを量産する。
- ミドルシュートの安定感
- ドライブを起点にフェイドやペイロードを駆使して高い得点効率を持ち、得点力とアシストを両立する。
- 耐久性
- NBAキャリアにおいて怪我による欠場が少なく、チームに安定性をもたらせる。
- 3Pシュートへの順応
- 00年代においても3Pシュートの試投数・成功率は少なく、シュート軸でのスペーシング貢献は限定的。
- 突破力
- スピードやクイックネスは平均以下であり、ロールチェンジや長身スイッチに弱点を突かれやすい。
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Stats(スタッツ)
| PER | 17.4 |
| BPM | 1.3 |
| OBPM | 1.5 |
| DBPM | -0.2 |
| USG% | 20.6% |
| TS% | 53.2% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ



