(2025/10/21 更新)
アリーシャ・グレイは1995年1月12日、南カリフォルニア州グリーンウッド出身のシューティングガード。
高校時代から全米屈指のスコアラーとして注目を集め、2013年にマクドナルド・オールアメリカンに選出。高校卒業後はノースカロライナ大学に進学したが、2年終了後にプログラムの問題を理由にサウスカロライナ大学へ転校。2016–17シーズンにはNCAA制覇に貢献し、個人としても平均13.2得点・4.9リバウンド・1.7スティールを記録した。2017年ドラフト4位でダラス・ウィングスに指名され、1年目から即戦力として平均13.1得点を記録して新人王を受賞。以降も継続的に二桁得点を記録し、2023年にトレードでアトランタ・ドリームに加入した。2023年には自身初の平均15点台を記録し、リーグ屈指の「3&D」ウィングとして地位を確立している。
Profile(プロフィール)

| 氏名 | Allisha Gray (アリーシャ・グレイ) |
| 生年月日 | 1995年1月12日 |
| 出身地 | アメリカ合衆国 南カリフォルニア州グリーンウッド |
| 身長 / 体重 | 183cm / 76kg |
| 出身校 | サウスカロライナ大学 |
| ポジション | SG |
| ドラフト | 2017年ドラフト4位 |
| 引退 | – |
| 所属チーム | 2017 – 2022:DAL(ウイングス) 2022 – :ATL(ドリーム) |
| 主な受賞歴 | オールWNBA 1st チーム(2025) オールスター出場(2023-2025) |
Play Style(プレースタイル)
攻守で高い汎用性をもつ、バランス型のマルチウイング
188cmのサイズとフィジカルの強さで1on1ディフェンスに秀でた両エンドで貢献できるスウィングマン。
複数ポジションを守れるディフェンスのマルチ性が特長で、2023シーズンにはシーズン平均1.1スティール・0.6ブロックを記録しており、特にオフボール時の読みとリカバリスピードに優れている。
オフェンスではドライブと3Pシュートの両方に対応できるバランス型スコアラーで、キャッチ&シュートやピック&ロール時のボールハンドラーとしても対応できる。また、ミドルレンジでのプルアップジャンパーも安定しており、右45度からのプルアップの決定力が高い。トランジション時の加速も鋭く、セカンダリーブレイカーとして機能することが多い。比較的球離れが良く、チームプレーにおける「潤滑油」として機能する。ターンオーバー率が低いのも特徴の一つで、チームプレーヤーとして非常に安定している。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 3
- ペリメーターディフェンス
- フィジカルと読みで1〜3番を守れるスイッチディフェンダーで、オフボールでのギャンブルが少ない。
- 3Pシュートの効率性
- キャッチ&シュートでの反応が早く、スポットアップシューターとしての安定性が高い。
- トランジション対応
- ディフェンスからの切り替えが速く、単身でフィニッシュに持ち込むことができる。
- プレーメイク力
- 視野やプレーメイクへの積極性に欠け、セカンドハンドラーとしての起用は限定的。
- フィニッシュ精度
- コンタクト下でのフィニッシュ精度には波があり、フィニッシュバリエーションの改善が課題。
- FT成功率
- スコアラーとしてはFT成功率が高くなく、スコアリングの安定性に若干欠ける。
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Stats(スタッツ)
| PER | 17.1 |
| BPM | – |
| OBPM | – |
| DBPM | – |
| USG% | 20.2% |
| TS% | 55.7% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ




