2000年代を代表するアスレチックなSGであるマイケル・フィンリーについて紹介します。
(更新日:2023/6/1)
Profile(プロフィール)
氏名 | Michael Finley (マイケル・フィンリー) |
生年月日 | 1973年3月6日 |
出身地 | アメリカ合衆国 イリノイ州メルローズ・パーク |
身長 / 体重 | 201cm / 102kg |
出身校 | ウィスコンシン大学 |
ポジション | SG / SF |
ドラフト | 1995年ドラフト21位 |
引退 | 2010年 |
所属チーム | 1995 – 1996:PHX(サンズ) 1996 – 2005:DAL(マーベリックス) 2005 – 2010:SAS(スパーズ) 2010 :BOS(セルティクス) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(1回) All Rookie 1st Team オールスター出場(2回) |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 4
- 人気
- 3
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 2
- ディフェンス
- 2
PER | 16.0 |
BPM | 1.0 |
OBPM | 1.6 |
DBPM | -0.6 |
USG% | 21.7% |
WS/48 | .108 |
TS% | 52.7% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
身体能力とフィジカルを活かしたスコアラー
身体能力とフィジカルを活かしたアスレチックなウィングプレーヤー。機動力がありドライブからの1on1はもちろん、3P成功率もキャリア通算37.5%を記録するなど高いシュート力も併せて持っていた。オフェンス・バリエーションも多く、TS%が52.7%という高い数字を残している。豪快なダンクも得意で、FT%の高さもあり、非常に止めにくい選手の1人だった。
ノヴィツキー、ナッシュと”BIG3”を結成し、リーグを席巻
PHXからDALに移籍してからは平均20点を記録するエースとして活躍し、後に殿堂入りするダーク・ノヴィツキーとスティーブ・ナッシュと”BIG3”を形成。ノヴィツキーの成長とともに個人成績は下降するも、ドン・ネルソンHCのオフェンシブなシステムも相まって、2002-03シーズンには60勝を記録するなど弱小球団から強豪チームの中心選手としてチームを牽引した。
キャリア終盤にはプレースタイルを変更し、リーグ優勝に貢献
サラリー問題からSASに移籍して以降は全盛期を過ぎていたこともあり、新進気鋭のSGだったマヌ・ジノビリの控えとしてプレーし、2007年にはリーグ優勝を果たした。PHX/DALでは身体能力に頼ったプレーも多かったが、年齢や役割の変化に伴ってプルアップシュート中心のプレースタイルに変更。ジノビリとの使い分けも含めて、SASのロスターに厚みを与えて優勝に大きく貢献した。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/RPkHlUJLqBE?si=im9Zq60e8xvSglKI
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 1,103 | 129 |
出場時間(MIN) | 34.4 | 30.3 |
得点(PTS) | 15.7 | 11.8 |
FG成功率(FG%) | .444 | .418 |
3P成功率(3P%) | .375 | .388 |
FT成功率(FT%) | .811 | .866 |
リバウンド(REB) | 4.4 | 3.5 |
アシスト(AST) | 2.9 | 1.8 |
スティール(STL) | 0.9 | 0.8 |
ブロック(BLK) | 0.3 | 0.2 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ