PFのサイズがありながら、リーグ屈指のハンドリング技術とパス能力をもつベン・シモンズについて紹介します。
(更新日:2023/12/14)
Profile(プロフィール)
氏名 | Ben Simmons (ベン・シモンズ) |
生年月日 | 1996年7月20日 |
出身地 | オーストラリア ビクトリア州メルボルン |
身長 / 体重 | 211cm / 108kg |
出身校 | ルイジアナ州立大学 |
ポジション | PG / PF |
ドラフト | 2016年ドラフト1位 |
引退 | – |
所属チーム | 2016 – 2022:PHI(シクサーズ) 2022 – :BKN(ネッツ) |
主な受賞歴 | スティール王(1回) All NBA 3rd Team(1回) All Defensive 1st Team(2回) 新人王 All Rookie 1st Team オールスター出場(3回) |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 4
- 人気
- 3
- 勝負強さ
- 2
- テクニック
- 4
- ディフェンス
- 4
PER | 19.0 |
BPM | 3.3 |
OBPM | 1.2 |
DBPM | 2.1 |
USG% | 20.6% |
WS/48 | .149 |
TS% | 57.7% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
フィジカルと機動力を活かしたリーグ屈指のディフェンス
208cm/109kgというPFとして起用できる強靭なフィジカルとともに、ガード並みのスピードと機動力を持っていることから、5ポジションすべてを高い水準で守ることができる。ディフェンスIQも高く、All Defensive 1s Teamに2度選出されるほどのリーグ屈指の対人ディフェンダー。
PGとしてプレーできる視野とハンドリング技術
PFとして起用できるフィジカルと、PGとしてプレーできる視野とハンドリング能力を併せ持っており、オフェンスにおいて常にミスマッチを作ることができる。そのため、相手に応じてポストアップやドライブを使い分けることができ、リーグ屈指のパス能力を持っていることもあり、得点・アシスト・リバウンドで常にトリプルダブルを狙うことができる万能さをもっている。
シュート力の圧倒的不足がウィークポイント
2021年のプレーオフの勝負所で消極的なプレーが批判されたが、その根本的原因はシュート力の欠如にある。突破力という面ではリーグ随一のオフェンス力を持っているが、アウトサイドシュートはほぼ皆無であり、FT成功率はキャリアを通して59.0%とワーストレベルとなっている。そのため、プレーオフなどの大勝負では意図的にファウルを仕掛けられる”ハック” 戦法を用いられるため、平均レベルのシュート力獲得が求められる。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/3FHKMeGm_54?si=9B-_dS2Lyy6lHX7E
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 323 | 34 |
出場時間(MIN) | 32.9 | 35.1 |
得点(PTS) | 14.6 | 13.9 |
FG成功率(FG%) | .560 | .571 |
3P成功率(3P%) | .139 | .000 |
FT成功率(FT%) | .590 | .520 |
リバウンド(REB) | 7.9 | 8.1 |
アシスト(AST) | 7.5 | 7.5 |
スティール(STL) | 1.6 | 1.4 |
ブロック(BLK) | 0.7 | 0.9 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ