(2025/5/22 更新)
シャキール・オニールは1972年にニュージャージー州で生まれたセンターで、1992年のNBAドラフトで全体1位指名を受けてオーランド・マジックに入団。圧倒的なフィジカルとアスレティシズムでルーキーイヤーから注目を集め、1995年にはマジックをNBAファイナルに導いた。その後、1996年にロサンゼルス・レイカーズへ移籍。コービー・ブライアントとのデュオで2000〜2002年に3連覇を達成。2000年にはMVP、ファイナルMVPも受賞した。マイアミ・ヒートでも2006年に4度目の優勝を果たし、その後サンズ、キャブス、セルティックスを経て2011年に引退。通算28,596得点、13,099リバウンドを記録。殿堂入り選手として今も語り継がれる支配的なビッグマンの代表格である。
Profile(プロフィール)

氏名 | Shaquille O’Neal (シャキール・オニール) |
生年月日 | 1972年3月6日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州ニューアーク |
身長 / 体重 | 216cm / 147kg |
出身校 | ルイジアナ州立大学 |
ポジション | C |
ドラフト | 1992年ドラフト1位 |
引退 | 2011年 |
所属チーム | 1992 – 1996:ORL(マジック) 1996 – 2004:LAL(レイカーズ) 2004 – 2008:MIA(ヒート) 2008 – 2009:PHX(サンズ) 2009 – 2010:CLE(キャバリアーズ) 2010 – 2011:BOS(セルティクス) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(2000-2002, 2006) ファイナルMVP(2000-2002) シーズンMVP(2000) 得点王(1995, 2000) オールNBA 1st チーム(1998, 2000-2006) オールNBA 2nd チーム(1995, 1999) オールNBA 3rd チーム(1994, 1996, 1997, 2009) オールディフェンシブ 2nd チーム(2000, 2001, 2003) 新人王(1993) All Rookie 1st Team(1993) オールスター出場(1993-1998, 2000-2007, 2009) オールスターMVP(2000, 2004, 2009) 永久欠番(LAL、MIA) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
規格外のフィジカルを持ち、NBA史上もっとも支配的なビッグマンの1人
歴代屈指の支配力を誇ったペイントスコアラーであり、その特徴は驚異的な体格と機動力の融合にある。ポストアップを得意とし、ディフェンダーを圧倒的なパワーで押し込む「ドロップステップ」や「ベイビーフック」は彼の代名詞だった。またリム周辺では両手ダンクで得点するスタイルが主で、キャリアFG成功率58.2%と極めて高効率。リバウンドにも長け、特にオフェンスリバウンド(キャリア平均3.3本)でセカンドチャンスを多く生んだ。一方でキャリア成功率52.7%のフリースローは明確な弱点となっており、「Hack-a-Shaq」というハック戦術を生んだことでも有名。
ディフェンスではペイント内の壁として機能し、キャリア平均2.3ブロックを記録。アスレティックな全盛期は速攻でも先頭を走り、センターとは思えない敏捷さを持ち合わせていた。
- オフェンス
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 5
- ディフェンス
- 4
- 圧倒的なフィジカルと得点力
- 巨体とパワーを活かしたゴール下の突破力は歴代屈指で、ダブルチームでも止めるのが困難。
- リバウンドとディフェンス
- リムプロテクターやリバウンダーとしても一流で、存在そのものがプレッシャーとなる存在。
- ハンドリングとクイックネス
- 巨体に似つかわしくないハンドリングとクイックネスを持っており、速攻でも1人で完結できる。
- フリースロー精度
- キャリア平均52.7%と明確な弱点となっており、試合終盤におけるハック戦略の対象となった。
- アウトサイドシュートの欠如
- リム周辺以外からの得点力は低く、シャックのためのチーム作りが必要となる。
- モチベーション
- キャリア後半はオフシーズンの体重管理や練習態度に対するモチベーション低下が課題となった。
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Stats(スタッツ)
PER | 26.4 |
BPM | 5.1 |
OBPM | 4.4 |
DBPM | 0.7 |
USG% | 29.5% |
TS% | 58.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
