漫画「SLAM DUNK」の主人公 桜木花道のモデルにもなった、リバウンドの天才にしてNBA史上最高の悪童であるデニス・ロッドマンについて紹介します。(更新日:2023/12/28)
Profile(プロフィール)
氏名 | Dennis Rodman (デニス・ロッドマン) |
生年月日 | 1961年5月13日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ニュージャージー州トレントン |
身長 / 体重 | 201cm / 105kg |
出身校 | サウスイースタン・オクラホマ州立大学 |
ポジション | PF / SF |
ドラフト | 1986年ドラフト27位 |
引退 | 2006年 |
所属チーム | 1986 – 1993:DET(ピストンズ) 1993 – 1995:SAS(スパーズ) 1995 – 1998:CHI(ブルズ) 1999 :LAL(レイカーズ) 2000 :DAL(マーベリックス) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(5回) 最優秀守備選手(2回) リバウンド王(7回) All NBA 3rd Team(2回) All Defensive 1st Team(7回) All Defensive 2nd Team(1回) オールスター出場(2回) 永久欠番(DET) 殿堂入り |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 2
- 人気
- 5
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- ディフェンス
- 5
PER | 14.6 |
BPM | 0.9 |
OBPM | 0.4 |
DBPM | 0.5 |
USG% | 11.4% |
WS/48 | .150 |
TS% | 54.6% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
歴史に名を残す天才的ディフェンスとリバウンド
7度のリバウンド王と、2度の最優秀守備選手に選ばれるほどの名ディフェンダー。201cmと決して大きくない身長ながら、「リバウンドは触るもの」という思想のもとでポジショニングと運動能力でボールに絡みまくる。これはオフェンスでは2ndチャンスを生み出し、2つのチームでの連覇に大きく影響を与えた。また、体幹が強いため90年代のビッグマン全盛期でも当たり負けない芯を持っていた。
複雑なシステムも瞬時に理解するバスケットIQの高さ
奇抜な言動や暴力的な面がクローズアップされるロッドマンだが、バスケットIQについては非常に高い評価がされている。ブルズ加入時にはジョーダンとピッペンはピストンズ時代のロッドマンを忌み嫌っていたが、フィル・ジャクソンHCが採用した複雑な「トライアングル・オフェンス」を早々に理解したことで優勝に向けて重要な選手と認識したと振り返っている。特にリバウンドについては研究熱心で、選手ごとにシュートの際のボールの回転数を覚えていたといわれている。青年時代に苦労を味わったこともあり、バスケットボールについては非常に真摯的で、トレーニングや研究を欠かすことはなかったといわれている。
奇行と暴力に彩られたオフコート
オンコートではチームを鼓舞するプレーを見せることも多かったが、精神的に不安定な部分があり、対戦相手との乱闘やコートサイドのファンやカメラマンとの一触即発など、テクニカルファウルも少なくなかった。特にプライベートでは奇抜な髪型や服装、度重なる女性問題と誰もが認める問題児であった。エンターテイメント性も高く、当時流行だったWCWでプロレスでカール・マローンと対戦した。また、引退後は政治的な発言を行うことも少なくなく、北朝鮮にも何度も訪問している。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/XBoVDIvOrfI?si=pcy6Ef7YyEBVAdFU
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 911 | 169 |
出場時間(MIN) | 31.7 | 28.3 |
得点(PTS) | 7.3 | 6.4 |
FG成功率(FG%) | .521 | .490 |
3P成功率(3P%) | .231 | .149 |
FT成功率(FT%) | .584 | .540 |
リバウンド(REB) | 13.1 | 9.9 |
アシスト(AST) | 1.8 | 1.2 |
スティール(STL) | 0.7 | 0.6 |
ブロック(BLK) | 0.6 | 0.6 |
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