ドラフト29位からスティール王に輝いた現役屈指のディフェンス型PGであるデジャンテ・マレーについて紹介します。(更新日:2024/1/13)
Profile(プロフィール)
氏名 | Dejounte Murray (デジャンテ・マレー) |
生年月日 | 1996年9月19日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル |
身長 / 体重 | 193cm / 82kg |
出身校 | ワシントン大学 |
ポジション | PG / SG |
ドラフト | 2016年ドラフト29位 |
引退 | – |
所属チーム | 2016 – 2022:SAS(スパーズ) 2022 – :ATL(ホークス) |
主な受賞歴 | スティール王(1回) All Defensive 2nd Team(1回) オールスター出場(1回) |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 3
- 人気
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 3
- ディフェンス
- 4
PER | 17.4 |
BPM | 1.5 |
OBPM | 0.6 |
DBPM | 0.9 |
USG% | 23.7% |
WS/48 | .092 |
TS% | 52.8% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
ジャマール・クロフォードとの出会いが人生を変える
マレーの母親は彼が幼いことから刑務所に出入りしていたらしく、少年時代はシアトルのストリートで生活していた。「ストリートギャングに加入し、11歳で犯罪に走っていた」とインタビューで答えており、かなり荒れた生活で刑務所への収監経験がある。バスケットボールの才能が地元の有名選手だったジャマール・クロフォードに注目され、彼と話したマレーは真面目にバスケットボールと勉学に励むようになり、ワシントン大学に進学するまでになった。
スティール王に輝くほどのディフェンス
マレーの最大の長所はフィジカルの強さとクイックネスを活かしたディフェンスであり、オフェンス選手のプレーを読み、パスカットやスティールを量産する。マンツーマンディフェンスよりもチームディフェンスを得意としており、ハンドラーを守ることはもちろん、ピック&ロールなどにも適切に対処することができる。また、リバウンドにも積極的に参加するため。ガードとしては平均以上のリバウンドを記録している。
ハンドリング技術は高いが、シュート改善が課題
身長193㎝とNBA選手としては大柄ではないが、ストリートバスケ出身者らしく、果敢にドライブしてビッグマンとの接触を厭わないプレースタイルを持っている。また、ボールハンドリングに優れており、プレーメイカーとしてアシストを量産することもできる。一方でシュート力は高くなく3P成功率はキャリア平均で33.5%、FT成功率は78.4%と平均的なガードの数字を下回っている。シュート力が向上すれば、ボールハンドリングの良さもあり、オフェンス面でより止めにくい選手になりそうだ。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/QqnYT1j9WpA?si=POpQWZAMMqnRu9qd
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 432 | 21 |
出場時間(MIN) | 28.4 | 21.6 |
得点(PTS) | 14.6 | 10.3 |
FG成功率(FG%) | .459 | .426 |
3P成功率(3P%) | .345 | .391 |
FT成功率(FT%) | .789 | .767 |
リバウンド(REB) | 5.7 | 4.0 |
アシスト(AST) | 5.0 | 3.3 |
スティール(STL) | 1.4 | 1.5 |
ブロック(BLK) | 0.3 | 0.2 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ