現役屈指のバスケットIQを誇り、ウォリアーズ王朝を支えたドレイモンド・グリーンについて紹介します。(更新日:2024/1/14)
Profile(プロフィール)
氏名 | Draymond Green (ドレイモンド・グリーン) |
生年月日 | 1990年3月4日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ミシガン州サギノー |
身長 / 体重 | 198cm / 104kg |
出身校 | ミシガン州立大学 |
ポジション | PF / SF |
ドラフト | 2012年ドラフト35位 |
引退 | – |
所属チーム | 2012 – :GSW(ウォリアーズ) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(4回) 最優秀守備選手(1回) スティール王(1回) All NBA 2nd Team(1回) All NBA 3rd Team(1回) All Defensive 1st Team(4回) All Defensive 2nd Team(4回) オールスター出場(4回) |
Play Style(プレースタイル)
- オフェンス
- 3
- 人気
- 3
- 勝負強さ
- 4
- テクニック
- 4
- ディフェンス
- 5
PER | 14.6 |
BPM | 2.5 |
OBPM | -0.4 |
DBPM | 2.9 |
USG% | 15.5% |
WS/48 | .126 |
TS% | 54.0% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
WS/48:48分換算での勝率。高いほど優れている。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
バスケットIQと視野の広さを活かしたディフェンスのスペシャリスト
リーグ屈指のディフェンダーであり、2015-16シーズンには最優秀ディフェンシブ選手に選ばれた現役屈指の守備力を誇る。フィジカルの強さはもちろん、PG~Cまですべてのポジションを守ることができる機動力を柔軟性をもっており、ポストエリアの内外で守備の中心選手として機能する。個人スタッツが高いわけではないが、バスケットIQが非常に高く、プレーを構築する能力や視野の広さでゲーム全体に影響を与えることができる希少な選手だ。また、2023年現在で、NBAで唯一の得点を除くトリプル・ダブルを達成した選手となっている。
ウォリアーズ王朝を築いたピック&ロール
キャリア平均で8.7点という数字ながら、オフェンスのハブとして数字以上の影響力をチームに与えている。状況判断能力に優れており、パス能力も高いため、ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンといった3Pシュートのスペシャリストとのピック&ロールなどののオフェンス・セットを行う場面も多い。また自身も3Pシュートやポストアップできるため、スタッツ以上にオフェンス能力が高いといえる。ディフェンスのイメージが強いグリーンだが、彼のオフェンスIQがなければウォリアーズの4度の優勝はなかったかもしれない。
感情の起伏が激しく、ダーティーな印象も
非常に闘争心・競争心が強いため、チームの内外でトラブルを起こすことが少なくなく、相手選手への股間蹴りやストンピングなど、ダーティーな選手として扱われることも少なくない。チーム内でもジョーダン・プールと殴り合いの喧嘩に発展するなど、その気性の荒さが度々問題となっている。また、審判への抗議や危険なプレーでテクニカル・ファウルを受けることもあり、感情のコントロールが課題とされている。
↓スマホでの動画閲覧はコチラから
https://youtu.be/hnXtE5_9S5s?si=jk_PXTf_fpL7ry9x
Stats(スタッツ)
レギュラーシーズン | プレーオフ | |
出場試合数(G) | 773 | 157 |
出場時間(MIN) | 28.7 | 34.7 |
得点(PTS) | 8.7 | 11.6 |
FG成功率(FG%) | .449 | .449 |
3P成功率(3P%) | .317 | .304 |
FT成功率(FT%) | .714 | .727 |
リバウンド(REB) | 6.9 | 8.9 |
アシスト(AST) | 5.6 | 6.2 |
スティール(STL) | 1.3 | 1.5 |
ブロック(BLK) | 1.0 | 1.4 |
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ