(2025/5/23 更新)
ポール・ジョージは1990年5月2日生まれ、カリフォルニア州出身のスモールフォワード。フレズノ州立大学から2010年のNBAドラフト1巡目10位でインディアナ・ペイサーズに指名されてNBA入りを果たした。キャリア初期は守備力と身体能力の高さで注目され、2013年には初のオールスター出場、同年にはMIP(最成長選手賞)を受賞。ペイサーズではエースとして活躍し、レブロン率いるヒートと東の覇権を争った。2014年にはTeam USAの合宿中に大怪我を負うも、驚異的な回復でカムバック。2017年にサンダー、2019年にクリッパーズへ移籍し、カワイ・レナードとのデュオで再び優勝を狙う存在となった。2024年現在、リーグ屈指のスキルを持つオールラウンドなウィングとして活躍を続けている。
Profile(プロフィール)

氏名 | Paul George (ポール・ジョージ) |
生年月日 | 1990年5月2日 |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州パームデール |
身長 / 体重 | 203cm / 100kg |
出身校 | フレズノ州立大学 |
ポジション | SF / SG |
ドラフト | 2010年ドラフト10位 |
引退 | – |
所属チーム | 2010 – 2017:IND(ペイサーズ) 2017 – 2019:OKC(サンダー) 2019 – 2024:LAC(クリッパーズ) 2024 – :PHI(シクサーズ) |
主な受賞歴 | スティール王(2019) MIP(2013) オールNBA 1st チーム(2019) オールNBA 3rd チーム(2013, 2014, 2016, 2018, 2021) オールディフェンシブ 1st チーム(2014, 2019) オールディフェンシブ 2nd チーム(2013, 2016) オールルーキー 2nd チーム(2011) オールスター出場(2013, 2014, 2016-2019, 2021, 2023, 2024) |
Play Style(プレースタイル)
多彩なオフェンススキルと、複数ポジションを守れる万能2ウェイプレーヤー
身長約203cm・ウィングスパン約211cmという恵まれた体格を活かした攻守両面の万能型ウィングである。オフェンス面ではジャンプシュートの精度が高く、特に3ポイントはキャッチ&シュートだけでなく、自らのドリブルからも高確率で沈める。2023-24シーズンにはFG45.6%、3P41.3%、FT90.7%という「50-40-90」に迫るシュート効率を記録。ミドルレンジでも得点可能で、オフボールの動きやカットにも優れる。
ディフェンスでは1番から4番までを守れるスイッチ力を持ち、2013〜2016年頃にはオールディフェンシブチームに選出されるほどの守備力を誇った。特にヘルプディフェンスとパスレーンの読みが上手く、スティールも多い(キャリア平均1.6本)。プレーメイカーとしての成長も見られ、近年はアシスト数も安定しており、2022-23には平均5.1アシストを記録。
一方で、クラッチタイムやプレーオフでの安定性に課題があり、「Pandemic P」などのニックネームで揶揄された時期もあったが、経験を重ねることで精神面も改善傾向にある。
- オフェンス
- 4
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 4
- ディフェンス
- 4
- シュート力とスコアリングの多様性
- あらゆるレンジで得点できる万能なスコアラーで、シュート効率も高い。
- ディフェンス対応力とサイズ
- ウイングディフェンダーとしてトップクラスで、長い腕と俊敏性でスイッチディフェンスに強い。
- オフボールの動きとバスケットIQ
- バスケIQが高く、カットやスクリーンの使い方に長けているためオフボールでもチームに貢献できる。
- クラッチシーンでの安定感
- クラッチタイムのパフォーマンスに波があり、特にプレーオフではFG%が下がる傾向がある。
- (トッププレーヤーとしては)不安定なボールハンドリング
- ボールハンドラーとしてはドリブル精度に波があり、強いプレッシャー下でのターンオーバーが目立つ。
- 怪我のリスクと耐久性
- 大怪我を経験しており、欠場も多いことからシーズンを通しての健康維持が課題。
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Stats(スタッツ)
PER | 19.2 |
BPM | 3.7 |
OBPM | 2.6 |
DBPM | 1.1 |
USG% | 27.0% |
TS% | 57.1% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
