(2025/6/13 更新)
ジェイソン・ウィリアムスは1975年11月18日、ウェストバージニア州ベルに生まれのポイントガード。フロリダ大学を経て1998年のNBAドラフト1巡目7位でサクラメント・キングスに指名された。1年目からスターターとして活躍し、スピードと派手なパスワークでオフェンスを牽引し、「ホワイト・チョコレート」の愛称で一躍人気選手となった。キングスではクリス・ウェバーやブラデ・ディバッツといったパス能力の高いビッグマンとともに華麗なオフェンスを展開し、王朝時代のレイカーズと死闘を繰り広げた。2001年にメンフィス・グリズリーズに移籍し、規律に厳しいヒュービー・ブラウンHCの元で成熟したゲームメイクをみせ、2005年にマイアミ・ヒートへ移籍。2006年にはシャキール・オニールやドウェイン・ウェイドとともにNBA優勝を果たした達成した。
Profile(プロフィール)

氏名 | Jason Williams (ジェイソン・ウィリアムズ) |
生年月日 | 1975年11月18日 |
出身地 | アメリカ合衆国 ウェストバージニア州チャールストン |
身長 / 体重 | 185cm / 86kg |
出身校 | フロリダ大学 |
ポジション | PG |
ドラフト | 1998年ドラフト7位 |
引退 | 2011年 |
所属チーム | 1998 – 2001:SAC(キングス) 2001 – 2005:MEM(グリズリーズ) 2005 – 2008:MIA(ヒート) 2009 – 2011:ORL(マジック) 2011. :MEM(グリズリーズ) |
主な受賞歴 | リーグ優勝(2006) オールルーキー 1st チーム(1999) オールスター出場(2000) |
Play Style(プレースタイル)
歴代最高峰のクリエイティビティを持った魅せるPG
観客を沸かせるパススキルと創造性が語り継がれる歴代屈指の「魅せる」ポイントガード。視野の広さと反射神経に優れ、ノールックパスやビハインド・ザ・バックパスといったトリッキーなパスを駆使して、華麗なボールムーブメントを演出する。特にキングス時代はクリス・ウェバーのパス能力との相乗効果もあり、ショータイムオフェンスを展開した。一方でリスキーで非効率なプレー選択が目立ち、安定性という面での評価は高くなかった。
グリズリーズ移籍以降はヒュービー・ブラウンHCの方針を理解してショータイム性が下がり、ターンオーバーを抑えた安定した司令塔へと変貌。ヒート時代には優勝チームのコアメンバーとして貢献した。
- オフェンス
- 3
- 勝負強さ
- 3
- テクニック
- 4
- 身体能力
- 2
- ディフェンス
- 2
- 創造的で正確なパススキル
- ビハインド・ザ・バックやノールックパスを駆使し、特にトランジション時の判断力が卓越している。
- ハンドリング能力とフットワーク
- ストリートバスケの潮流を組んでおり、緩急とクロスオーバーを駆使して翻弄する。
- エンターテイメント性
- 近代のパスファーストのPGの先駆者であり、スコアリング以外のエンターテイメント性を切り拓いた。
- ターンオーバーの多さ
- 無理なパスや判断ミスが多く、キャリアを通じてターンオーバーが目立つ。
- ディフェンスの脆弱さ
- 身体能力は高くなく、スピードやクイックネスのある相手にはに対応しきれない場面が多い。
- 安定感の欠如
- キャリア前半はプレーの質に波があり、冷静さを欠くプレーが目立った。
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Stats(スタッツ)
PER | 14.2 |
BPM | 0.2 |
OBPM | 0.9 |
DBPM | -0.7 |
USG% | 19.1% |
TS% | 50.5% |
PER :実力指数。リーグ平均は15。
BPM :選手の貢献度を表す指標。平均は0。
OBPM:攻撃でチームに与える影響(0で先発クラス)
DBPM:守備でチームに与える影響(0が先発クラス)
USG%:その選手で終わったオフェンス割合。
TS% :全シュートを考慮したシュート確率。
↓詳細なスタッツはBasketball Reference(英語:外部サイト)へ
